関ジャニ∞横山裕、ヒロインの兄役で朝ドラ初出演 「舞いあがれ!」キャスト発表
関ジャニ∞の横山裕が、2022年度後期放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演することが7日、同局より発表された。朝ドラ初出演の横山は、福原遥ふんするヒロインの兄役を務める。その他、高橋克典、永作博美、高畑淳子の出演も明らかになった。
「舞いあがれ!」のヒロインは、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父と母、兄と4人で暮らす岩倉舞(福原)。引っ込み思案だった舞は、祖母が住む長崎・五島列島を訪れ、広い空に力強く舞い上がる「ばらもん凧だこ」に魅入られる。空への憧れはやがて、パイロットになる夢へと膨らみ、舞はそれぞれの土地で暮らす人々との絆を深めながら、大空へと飛び立つ。
今回発表されたのは、ヒロイン・舞を取り巻く共演者。横山演じる岩倉悠人は舞の3歳上の兄で、油の匂いと機械の音がうるさい工場町が嫌い。勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持つ。横山は「悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います」と意気込みを語っている。
同じく朝ドラ初出演の高橋は、舞の父であり、東大阪の町工場を経営する二代目社長・岩倉浩太役を務める。浩太は舞と同様に飛行機が好きで、二人は同志のような間柄になっていく。また、永作は家族愛に溢れた舞の母・岩倉めぐみ、高畑は舞の良き理解者となる祖母・才津祥子を演じる。
制作統括の熊野律時は、「すばらしい方々にご出演いただくことが決まり、舞い上がっています!」とコメント。横山の起用については「野心家で人を怒らせるような発言をしながらも、憎みきれないユーモアをもつ男性を魅力的に表現していただけると思います」と明かしており、「個性豊かな家族が、追い風にも、向かい風にもなりながら、ヒロインが夢を抱いて空高く舞いあがる人生に深く関わわっていきます。秋からの放送を楽しみにお待ち下さい」とアピールした。高橋、永作、横山、高畑のコメント全文は以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
高橋克典
初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います。大空を仰ぎ、大空に思いを馳せ、この長引くコロナ禍で塞ぎ気味の心を、晴れやかにできるようなドラマになるよう尽力したいと思います。
永作博美
「舞いあがれ!」というタイトルにふわっと持ち上げられたような気がして。
私の想像の中で、風の吹き抜ける長崎県五島の海はとても美しく見えました。観てくださる方々にもふわっと風が吹いていつもよりも軽く、2、3歩前に進めるような…そんな朝を届けられたらいいなと思います。
ただ相手は風です。たまに煽られていると思います。
そちらもぜひ楽しんで下さい。
横山裕
僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当に嬉しいですし、大変光栄です。
悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。
ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。
ぜひ皆さん見ていただけると幸いです。
高畑淳子
五島列島の島で逞(たくま)しく一人生活している、ちょっと頑固で不器用な、祖母・祥子を演(や)れることをとても楽しみにしています。
人をつつみこむ美しい海・豊かな地・大きな空を皆様に感じていただきながら、娘や孫を見守っていきたいと思っております。