櫻井孝宏、ファイルーズあい、石田彰、金田明夫ら『ザ・バットマン』吹き替え声優発表
ロバート・パティンソンが主演を務めるDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(3月11日公開)より、日本語吹き替え声優陣が発表になった。
【動画】『THE BATMAN-ザ・バットマン-』日本語吹き替え版予告編
本作は、悪を追うブルース・ウェインが、なぜ“バットマン”として生きるのか、善と悪の間で揺らぐ人間味あふれる姿を描く。権力者が標的になった連続殺人事件が発生し、犯人を名乗る知能犯リドラーはなぞなぞを残して警察やブルースを挑発していた。そしてリドラーにより、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪が暴かれることになる。
日本語吹き替え版で声優には、ブルース・ウェイン(バットマン)をこれまで多くの作品でロバートの吹き替えを担当してきた櫻井孝宏、セリーナ・カイル(キャットウーマン)をファイルーズあい、史上最狂の知能犯リドラーを石田彰、ペンギンを金田明夫が務める。
そのほか、アルフレッド・ペニーワース(アンディ・サーキス)を相沢まさき、ジェームズ・ゴードン刑事(ジェフリー・ライト)を辻親八、ファルコーネ(ジョン・タトゥーロ)を千葉繁、トーマス・ウェイン(ルーク・ロバーツ)を森久保祥太郎が担当する。
あわせて、吹き替え声優陣が集結した日本語版吹き替え予告編と、バットマンを紹介する特別映像「1分でわかる!Who is THE BATMAN?」も公開された。(今井優)
櫻井、ファイルーズ、石田、金田のコメントは以下の通り。
櫻井孝宏(ブルース・ウェイン/バットマン)演:ロバート・パティンソン
バットマン、ブルース・ウェインの吹き替えを担当します櫻井孝宏です。
歴史あるタイトルへ参加できて光栄です。
単独収録ではありましたが、スリリングで緊張感漂うバットマンの仄暗い世界を味わわせていただきました。
繰り返し流れるNirvanaの「Something In The Way」が耳にまとわりついて離れません。
重厚な世界観、孤独を背負う登場人物たち、ストーリーに仕掛けられた謎。
狂気が溢れる壊れた街に、センシティブで危うい新たなバットマンが誕生します。
是非劇場でご覧ください。
ファイルーズあい(セリーナ・カイル/キャットウーマン)演:ゾーイ・クラヴィッツ
子供から大人まで、世界中でたくさんの方に愛されているバットマンに、まさか自分が出演できるなんて思いもしなかった
ので、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです!
オーディションの時からセリーナには特別な魅力を感じていて、セクシーなだけじゃない、意志の強い瞳や、自分を見失
わずに戦い続けるところ、たまに見せる年相応なところにとても惹かれました。
猫のように飄々と振る舞いながらも、様々な出来事に葛藤する彼女を演じることはとても難しかったですが、役者として
大きな成長になりました。
ぜひ、彼女達の活躍を劇場でお楽しみください!
石田彰(リドラー)演:ポール・ダノ
バットマンの敵役として歴史のあるリドラーの吹替えで日本語吹替版に参加できることは大変光栄なことなのですが、同時
に大きなプレッシャーでもありました。
でもそんな気持ちを吹き飛ばすほど、実際に演じることになった今回のリドラーは、自分が全く予測していなかった描かれ
方をしていて面食らったのも事実です。
お馴染みの素材も切り口を変えることでこうも新鮮な面が見られるものなのですね。
アメコミのヴィランとしての突き抜けたキャラクターを前面に押し出すのではなく、こういう発想の犯罪者が現実世界にいて
も不思議はないと思わせるような描き方がされていて、そこに説得力を感じます。
自分は実際に劇中のリドラーのとった方法と、実際に起こっている事件と重ね合わせました。
そう感じられる方は多勢いらっしゃると思います。
そんなまさに現代を映し出した「THE BATMANーザ・バットマンー」を見に、ぜひ映画館へ足をお運びください。
金田明夫(オズワルド・コブルポット/ペンギン)演:コリン・ファレル
長きに渡り人々に愛され続けているバットマン。
そのバットマンと死闘を繰り広げるヴィラン達。その一人を演じられるとは!
オファーを受けた時はハラハラワクワクドキドキ気分で一杯になりました。
収録中もいい緊張感の中楽しく演じられました。
このバットマン、いゃあ面白い!間違いなく面白い!是非、劇場に足を運んで下さい!