山田涼介、主演映画で「嘘だろう？」と思ったシーンとは？

　山田涼介（Hey! Say! JUMP）が15日、都内で行われた映画『大怪獣のあとしまつ』満員御礼舞台あいさつに登壇し、思わずツッコミを入れたくなったシーンについて明かした。この日は土屋太鳳と三木聡監督も登壇した。

【写真】『大怪獣のあとしまつ』オフショット＆クランクアップショット

　本作は、人類を恐怖に陥れた巨大怪獣が死んだ後、その死体をいかにして処理するのかという緊急事態に挑む人々の姿を描いた空想特撮エンターテインメント。巨大怪獣の死体処理に挑む特務隊員・帯刀アラタを山田が、土屋はアラタを見守る環境大臣秘書官・雨音ユキノを演じている。

　思わずツッコミを入れたくなったシーンについて聞かれた山田は「めちゃくちゃ多すぎて……」としばらく考えてから、「ラストシーンですかね。観ていて、こうきたか？　となりました。台本を読んだときから嘘だろう？　と思ったので……」と奇想天外なシーンに感心しきりだった。

　さらに、本作を一文字であらわすコーナーでは、山田は「新」と書き、「新しい試みの映画というのと、斬新の新でもありますね」と説明。土屋は「∞（無限）」の文字を書き、「この作品は細かく観てみれば観るほど、考えとか分析とか出てくるなぁって。無限大の魅力があるということです」とコメントしていた。

　Twitterなどでも話題となっている本作だが、三木監督は「いろんな人がいろんな風に感じてくれるように、そんな気持ちをSNSで発信してください」と作品をアピール。土屋は「この作品が大好きです。次世代の子どもたちにも観てもらいたい」と思いを馳せた。

　そして、山田は「映画は観る人の自由かなと思っています。この作品がずーっと長い間、皆さまに愛していただいて、観ていただける作品になっていってほしいと思います」と熱い思いを伝えた。（取材・文：福住佐知子）

映画『大怪獣のあとしまつ』は公開中