スタジオポノック最新作『屋根裏のラジャー』公開延期
東宝株式会社は、2022年夏に公開を予定していたスタジオポノックの長編アニメーション映画『屋根裏のラジャー』の公開延期を発表した。
同社は「アニメーション制作の進行に遅れが生じている現状を検討した結果、公開を延期することに決定いたしました。作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には誠に申し訳なく、心よりお詫び申し上げます」とし、今後の公開予定については、決定し次第、東宝オフィシャルサイトと公式SNSにて発表される。
スタジオポノックの第一作目の『メアリと魔女の花』以来、5年ぶりの長編となる本作は、イギリスの作家・A.F.ハロルドの小説「The Imaginary(ぼくが消えないうちに)」を原作に、少女の想像から生まれた誰にも見えない少年を主人公にしたファンタジー。『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』など、多くのスタジオジブリ作品に携わってきた百瀬義行が監督を務める。(今井優)