「ミステリと言う勿れ」ライカに衝撃展開!門脇麦が「鳥肌モノ」の名演
7日に放送された菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週21時~21時54分)第9話のラスト数分で起きた、謎の美女ライカにまつわるまさかの展開にネット上では騒然となり、門脇麦の演技に注目が集まっている(※一部ネタバレあり)。
本作は、累計発行部数1,400万部突破の田村由美の漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整が淡々と自身の見解を述べ、難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。山荘の別荘(通称・アイビーハウス)で行われたミステリー会を描くエピソード6の後編となる第9話では、整が通う大学の准教授・天達春生(鈴木浩介)のパートナー・喜和(水川あさみ)の死の真相が二転三転の目まぐるしい展開で描かれた。
犯人を演じた俳優の熱演が話題沸騰の本エピソードだが、注目を浴びたもう一人の人物がライカだった。所用で病院に向かった刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)が、樹のそばにたたずむライカを発見。風呂光は、かねてから整がライカを気にかけていることに複雑な思いを抱いている様子だった。ライカがふらつくのを見た風呂光は「ライカさん大丈夫ですか!?」と駆け寄り、人を呼ぼうとするもライカは大丈夫だと言う。しかし、その後ライカは倒れて意識を失い、看護師が慌ててやって来た。
驚くことに、看護師は彼女を「ちやこさん」と呼び、風呂光は困惑。目を覚ますと「ここどこ……?」とつぶやき、顔つきも声もライカとはまるで違っている。この一部始終に、ネット上では「二重人格?」「一瞬で別人に…」「鳥肌モノ」と沸いていた。
ライカは、整に暗号で話しかけてくる謎めいた女性で、整にわかっているのは「自省録を丸暗記していて、それで指示してくること、午前と午後の3時に待ち合わせをしかけてくること、ちやこさんという妹がいて、春まで生きていられない」こと。クリスマスには整にプレゼント交換を提案し、整をいまだかつてないほど悩ませるもライカが贈ったプレゼントが整のピンチを救う不思議な出来事も。また、虐待された子供が親の殺害を依頼するという“炎の天使”(早乙女太一)と何らかの関係があることも示唆されていた。
なお、原作にもライカの秘密が明かされる描写があるが、風呂光を絡めたシーンはドラマオリジナルのもの。この先のライカ(ちやこ)の展開も気になるところ。(編集部・石井百合子)