「ミステリと言う勿れ」涙目の菅田将暉…ライカの秘密が明らかに
14日に放送された菅田将暉主演の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系、毎週月曜21時~21時54分)第10話で、主人公・整役の菅田と謎の美女ライカを演じる門脇麦の涙を誘う名演が話題になっている(※ネタバレあり。10話までの内容に触れています)。
本作は、カリスマ的な人気を誇る田村由美の人気漫画を原作に、菅田演じる天然パーマがトレードマークの大学生・久能整(くのう・ととのう)が淡々と自身の見解を述べ難事件や人の心の闇を解きほぐしていくミステリー。10話では、整が病院で知り合ったライカと初詣帰りに立ち寄った焼肉店での出来事、そして「春まで生きられない」ライカの哀しい秘密が描かれた。
前回・9話は、ライカが気を失ったあとに別人のように変貌する衝撃的な場面で終わっていたが、10話では整がライカと初詣へ。「これはデート? いやそんなんじゃないから!」と自問自答したり、おみくじで「凶」をひいてショックを受けたり、ライカから焼肉店に行こうと提案されて動揺したり。前半では整が慣れない経験に慌てふためく様子がユーモラスに映し出されるも、2人が焼肉店を訪れてからはムードが一変することに。
ライカは店員の沙也加(志田未来)の様子を気にしながら整になぜか暗号で話しかける一方、やがて自身が整に近づいた理由、“妹”の千夜子と自身の関係について語りだした。ライカの腕にはリストカットの痕があり、彼女は千夜子の痛みを引き受けるために存在するのだという。そうしてライカは整に別れが迫っていることを打ち明けると、整はその気持ちを受け止め、自身のトラウマを示す傷痕を彼女に見せた。
「整くんの痛みも代わってあげられれば良かったな」というライカ。涙目で「さよならライカさん」とつぶやき、散りゆくさくらを見つめる整。ネット上では、ゲスト出演の志田未来に加え、それぞれ複雑な感情をにじませた菅田、門脇の演技が「凄すぎる」と話題沸騰で、「切ない」「泣いた」「神回」といったワードでにぎわい、整を慰めた天達准教授(鈴木浩介)の名言も注目を浴びた。
なお、次回予告には3話以来となるガロこと犬堂我路(永山瑛太)の姿もあり、タイトルのほか「ライカさん」「ガロくん」など複数の関連ワードがTwitterトレンド入りしていた。(編集部・石井百合子)