Snow Man『おそ松さん』アドリブを明かす!興収3.3億円の大ヒットスタート
アイドルグループの Snow Man が主演を務める『映画 おそ松さん』の公開記念舞台あいさつが26日に都内で行われ、登壇した Snow Man のメンバーが本作の見どころや撮影エピソードなどをにぎやかに語り合った。
赤塚不二夫の不朽の名作「おそ松くん」を原作にしたテレビアニメ「おそ松さん」を、映画『東京リベンジャーズ』などの英勉監督が実写映画化した本作。松野家の六つ子が、大企業のCEOの養子の座をめぐって壮絶なバトルを繰り広げるさまを描く。この日のイベントには、向井康二(おそ松)、岩本照(カラ松)、目黒蓮(チョロ松)、深澤辰哉(一松)、佐久間大介(十四松)、ラウール(トド松)、渡辺翔太(エンド)、阿部亮平(クローズ)、宮舘涼太(ピリオド)、高橋ひかる(トト子)、前川泰之(イヤミ)、桜田ひより(チビ太)、英勉監督が来場した。
3月25日の初日だけで観客動員23.7万人、興行収入3.3億円を記録し、2022年公開作品の邦画実写No.1となる大ヒットスタートを切った本作。岩本は「未完成報告会もあったので、本当に間に合うのかなという気持ちもありつつ、最後まで愛を込めてやってくださった監督と登壇できたのは本当にうれしい」と感激の面持ち。ラウールは「元気をもらえる作品なので、元気がなくなってきたら『おそ松』で補充して、元気な春にしてください」と呼びかけた。阿部は「僕は“終わらせ師”ですけど、この(映画の)盛り上がりは終わらないでほしいなと思っております」と役に絡めたコメントで会場を沸かせた。
撮影時の思い出トークが弾む中、向井が、カラ松とピリオドのバトルシーンについて、「何回同じシーンをやるんや。一番笑った」と明かすと、岩本は「後半はアドリブなんだよね。テストの時は短かったけど、監督に言わないで(本番で宮舘とアドリブで)やったらノッてくださって、全然カットがかからない(笑)」と説明。すると英監督は、「本当に終わんないんですよ。どうせ(編集で)切りゃいいやと思った」とぶっちゃけ。前川は二人のアクションに対して、「普通は事前にビデオを貰って練習したり手合わせをするけど、この二人はその場で覚えて何回かやって本番に行くから、すごいと思いました」と感心していた。
渡辺から「康二は、いつもキャスト・スタッフをトークでぶん回しているのに、ラブストーリーの撮影の日はめっちゃ静か」とイジられ、佐久間からも「明日、俳優モードで行くわ」と宣言していたことを暴露された向井は、「ラブモードですから、前日はパックしましたよ」と準備に余念がなかったことを告白。しかし、渡辺からは「激イタでしたね」と痛烈な返しを受けていた。
フォトセッションではくす玉を割る一同だが、垂れ幕には本作公開日の3月25日が誕生日の宮舘を祝う文字が書かれており、劇場はダブルの祝福モードに様変わり。岩本は「本当に何回観ても楽しめるし、たくさんの愛が交差する作品だと思っています。笑えるって人間の特権だと思うので、笑いを大切にして、1日1日ハッピーに過ごしてくれたらと思います」と本作をアピールしつつ、「本日は宮舘の誕生日会にありがとうございました!」と頭を下げて、会場を笑いに包んでいた。(錦怜那)
『映画 おそ松さん』は公開中