綾瀬はるか、大泉洋は「想像以上に面白い方」
綾瀬はるかと大泉洋が2日、都内で行われた月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)の記者会見に出席し、初共演の感想を明かした。この日の会見には、共演者の関水渚、浅野和之も参加した。
本作は、第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立の同名小説をドラマ化する遺産相続ミステリー。亡くなった元彼が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、依頼人の篠田敬太郎(大泉)と共謀して遺産を狙う弁護士・剣持麗子(綾瀬)の姿を描く。
初の弁護士役に挑戦した綾瀬は、麗子について「剣持麗子は言いたいことをズバズバ言う、頼もしい女性。しかもよく食べる。だから、わたしも(現場で)よく食べています」と笑顔で紹介。「お金にならない仕事はしないという信念があって、着ているものも高級なものばかりです」と麗子の振る舞いや身なりも見どころの一つだとアピールする。
綾瀬と大泉は本ドラマで初共演。撮影現場での大泉について綾瀬が「想像以上に面白い方です」と紹介すると、大泉も「綾瀬さんほど面白い人はいない」と返す。大泉は「バラエティーを見て面白い人だとは思っていたんですけど、その想像をはるかに超えてきました。現場は毎日爆笑に次ぐ爆笑で……」とニヤニヤ。「程よくNGも出すんですけど、NGの引き出しもまた多いんです。そんな噛み方しますかっていうのや、人のセリフを言ってしまったり……。その度に10分は笑ってしまうので、次のシーンに行けない」と明かした。
撮影では雪の中を綾瀬と大泉が転がり落ちるシーンもあったといい、綾瀬は「二人で息を合わせて一発でOKでしたね」とにっこり。大泉も「アクション女優だけに見事でした」と綾瀬を絶賛し、「動きが自在です。いろいろ計算もしていて、現場が停滞したらここらで一発笑わせてやろうかとか……」とユーモアを交えつつ撮影を振り返る。
最後に、元彼・森川栄治役の生田斗真について印象を問われた綾瀬は「ちゃんとお芝居したのは初めて。すごく爽やかですね」と語る。「とても落ち着いた演技で、役を上手く演じられて。しかも、みんなとも仲良くて、人懐っこい方。生田さんも一緒にいて面白いなと思いました。撮影の合間に、『洗濯機あそこのお店のいいよね』とか話したり」と生田との現場でのやりとりをにこやかに振り返っていた。(取材・文:名鹿祥史)
ドラマ「元彼の遺言状」は4月11日よりフジテレビ系で放送開始(毎週月曜21時~放送)