トビー・マグワイア版『スパイダーマン4』の可能性、サム・ライミ監督が言及「どんなことも起こりうる」
映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でマーベル作品に復帰したサム・ライミ監督が、トビー・マグワイア主演で『スパイダーマン』第4弾を製作する可能性について、Fandangoのインタビューで語った。(以下、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレを含みます)
マグワイアがスパイダーマン、キルステン・ダンストがヒロインのメリー・ジェーンを演じたライミ監督版『スパイダーマン』(2002)は、2004年に2作目、2007年に3作目が公開。4作目についても、2010年頃からプリプロダクションやキャスティングが進行していたが、最終的に企画は頓挫している。
先日公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、マグワイアがスパイダーマンを再演したことで大きな話題となった。同サイトのインタビューに登場したライミ監督は、マーベル・ユニバースへと戻ってきたトビーと再び『スパイダーマン』映画を撮る可能性があるか聞かれると、「『ドクター・ストレンジ』を撮っていて、いかなることも可能であると気づいた。マーベル・ユニバースでは、どんなチームアップも、どんなことも起こりうる」と回答した。
「私はトビーやキルステンが大好きだ。どんなことだって可能性はある。私は(第4弾の)ストーリーや企画があるわけではないし、マーベルも興味を抱いているかどうか、どう思っているのかすらもわからない。私も追い続けてはいないが、すごく美しいことだと思う」とマーベル映画の可能性を改めて実感したライミ監督。『スパイダーマン4』が製作されなくても、マグワイアとは別作品でタッグを組みたいと明かしている。
ライミ監督のマーベル復帰作となる『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のその後を描く単独映画の続編。マルチバースの扉を開いた魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が、邪悪な“もう一人のストレンジ”と対峙する。5月4日全国公開。(編集部・倉本拓弥)