東京喰種&ムーンナイトがコラボ 石田スイ描き下ろしビジュアル公開
大ヒット漫画「東京喰種 トーキョーグール 」の作者・石田スイが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新ヒーロー、ムーンナイトを描き下ろした特別イラストが公開された。
ディズニープラスで配信中の「ムーンナイト」は、複数の人格が混在する異色ヒーローの活躍を描くドラマシリーズ。睡眠障害に悩まされている、心優しき穏やかな主人公スティーヴン・グラント(オスカー・アイザック)に目覚めた別人格マーク・スペクターに、“ある力”が宿ることで、純白のスーツに身を包んだムーンナイトが誕生する。
一方の「東京喰種」は、人間を食料にする怪人・喰種(グール)が生きる東京を舞台に、人でありながら喰種になってしまった青年、カネキこと金木研の過酷な運命を描いた作品。善良な人格の裏に狂気を秘めた、二面性を携えた主人公同士のコラボレーションとなった。
特別イラストでは、カネキとムーンナイトを石田が描き下ろし。「白い狂気を身に纏え」という言葉の通り、純白のスーツに身を包み、闇のような黒をバックにするムーンナイトとともに、 純白の髪と鮮やかな赤色を背負うカネキが並び立つ、ダークでミステリアスな雰囲気が漂うビジュアルとなっている。
石田は「『MARVEL VS. CAPCOM』というカプコンがつくった格闘ゲームを友だちとやったのが初めて触れ合ったマーベルの文化です」とマーベルとの出会いを振り返りつつ、「ムーンナイト」について「ダークな世界観、美しい映像と“睡眠障害”や、“狂気”というキーワードにとても惹かれました。スター・ウォーズに出演していたオスカー・アイザックが演じるスティーヴンがどんなヒーローになるのか。とても楽しみです」と期待のコメント。
先々週から配信がスタートした本編についても「もしかしたらマーベルヒーローのなかで一番好きになるかも……と思いました。 スピード感のあるアクション、ヒーローと呼ぶには泥臭いバイオレンスシーン、作品のもつダークな魅力を存分に感じました。 主人公スティーヴンの悲哀を孕んだコミカルなキャラクターもとても好み。続きを観るのが楽しみな作品ができました!」とお気に入りの様子。そんなムーンナイトとカネキのコラボに「興味のある分野の知識をため込んでいて、自分の世界観を持っているけど、うだつの上がらない感じ。スティーヴンとカネキの似ているところかもしれません」と共通点を語っている。(編集部・入倉功一)
「ムーンナイト」はディズニープラスで独占配信中(毎週水曜16時に新エピソード更新)