結木滉星、映画『凪の島』で漁師役!「前向きに生きるエネルギーを感じ取ってもらいたい」
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の出演や、Foorinのメンバーとしての活動などで知られる新津ちせが主演を務める『凪の島』の主要キャストが発表され、島崎遥香、結木滉星、加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル)らが出演することが決定した。本作の公開日は、8月19日。新宿ピカデリーほか、山口県のMOVIX周南でも公開される。
本作は、両親の離婚により山口県の瀬戸内にある大自然豊かな島で暮らすことになった主人公・凪(新津)の心の成長を描く。『13階段』(2003)、『夜のピクニック』(2006)、『天国はまだ遠く』(2008)などの長澤雅彦が監督・脚本を担当する。
凪が通う小学校の担任教師・河野瑞樹役を島崎、ドラマ「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」のパトレン1号/朝加圭一郎役、メンズファッション誌「smart」の専属モデルなどで注目されている結木が、瑞樹に思いを寄せる吃音のある漁師・守屋浩平役を担い、凪の母親・真央役で加藤、真央と離婚した凪の父親・島尾純也役で徳井、小学校の用務員として子どもたちを見守る山村徳男役で嶋田久作、凪の祖母・原田佳子役で木野花が出演する。
結木は、「今回演じた浩平は吃音をもっている漁師の好青年です。自分の考えや意思もしっかり持っていて逞しいなと感じたし、明るく生きる浩平からたくさん元気をもらった気がします。浩平という役を通して皆さんに幸せを掴むこと、前向きに生きるエネルギーを感じ取ってもらいたいと思っています。ぜひ劇場でご覧いただきたいです。よろしくお願いします」とアピールしていた。
また、島崎は、「朝、起きたら海の音しかしない。コンビニやスーパーは車で片道20~30分。私にとっては非日常で、自然豊かな場所でゆったりと撮影しました。私自身、埼玉県出身ですが、本作でも埼玉出身で、海の近くで仕事がしたいと山口で1クラス数名ほどの島で地元の方々と暮らす人生は少し挑戦的でかっこいい。そんな小さくはあるけど一人ひとり、大きく歩む人生の一部を皆さんに観て感じていただけたらと思います」とコメントを寄せている。
さらに、公開された本ビジュアルは、「この島のキセキをずっと忘れない」というキャッチコピーとともに、新津の凛とした表情と、瀬戸内の海を見つめる後ろ姿が印象的なものに仕上がっている。
本作の劇伴音楽は、劇伴音楽初挑戦の姉妹ピアノ連弾ボーカルユニット・Kitri(キトリ)が、すべての楽曲を担当。本作のために書き下ろした新曲「透明な」が主題歌に決定した。(編集部・梅山富美子)