ジョニー・デップが未解決事件に挑む…『L.A.コールドケース』8月日本公開
1990年代のヒップホップシーンを代表するラッパー、2パックとノトーリアス・B.I.G.の暗殺という未解決事件を題材にした映画『City of Lies』の邦題が『L.A.コールドケース』に決まり、8月5日より日本公開されることが明らかになった。実在の刑事ラッセル・プールにジョニー・デップがふんし、彼と共に事件の真相を探ろうとする記者をフォレスト・ウィテカーが演じている。
全米に衝撃を与えたこの伝説的な二人のラッパーの死は、さまざまな憶測を呼び、対立する所属レーベル同士の報復合戦が招いた悲劇ともうわさされたが、現在に至るまで犯人は特定されず、真相はいまだ謎に包まれている。本作は、米作家ランドール・サリヴァンが膨大なリサーチと綿密な取材に基づき2002年に出版したノンフィクションを土台にして、『リンカーン弁護士』のブラッド・ファーマン監督が描いたクライムサスペンスだ。
18年という時がたっても事件のことが頭から離れない元ロサンゼルス市警のラッセル・プール(ジョニー)は、独自に調査を進めていた記者のジャック(フォレスト)と手を組み、複雑に絡む事件の真相に迫るが……。一体なぜ、誰に、20世紀を代表する二人のラッパーは葬られたのか? ロサンゼルスに巣食う悪の正体とは? 事件を追う刑事と探る記者の二人は、誰も望まない真実にたどり着くことになる。(編集部・市川遥)
映画『L.A.コールドケース』は8月5日よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて公開