小芝風花、妖怪たちと初日迎え「幸せ」 お岩さん・松本まりかも「ありのままの姿」で登場
俳優の小芝風花と松本まりかが17日、都内で行われた映画『妖怪シェアハウス-白馬の王子様じゃないん怪-』の初日舞台あいさつに登壇。役になりきる松本にひっぱられた小芝が、かわいく抗議する場面があった。この日は、毎熊克哉、池谷のぶえ、大倉孝二、望月歩、豊島圭介監督も来場。劇中衣装で登場したキャスト陣が、会場を盛り上げた。
【動画】妖怪たちが集合!映画『妖怪シェアハウス』初日舞台あいさつ
本作は、気弱な性格で空気ばかり読んで生きてきた主人公・目黒澪(小芝)が、妖怪たちと一緒に生活する中で成長していくコメディードラマ「妖怪シェアハウス」の映画化作品。作家を目指して奮闘する澪と、仕事を通じて出会った天才数学者・AITO(望月)との恋の行方を描く。
小芝が「こんばんは目黒澪です。妖怪さんたちとこの場に立てて本当に幸せです」と役になりきってあいさつする姿に、お岩さん役の松本も「澪、立派になって……。岩、感激」と喜びつつ、「ようやく、皆様の前にありのままの姿で現すことができました。万感の思いでいっぱいです」としみじみ。さらに「わたしたちの本物の姿をしかと見届けてください」と続けると、大倉は「この感じで行くの、しんどくない? 勘弁してよ」とツッコみ。一方の小芝は、芝居を続けたかったようで、MCから「たくさんのお客さんに来ていただきましたね」と投げかけられると、「ありがとうございます。わたしたちのシェアハウス……この設定、もうダメなんでしたっけ。まりかさんのせいですよ」と抗議してみせ、会場の笑いを誘った。
また、18時半開始の同イベントのため、13時15分に楽屋入りして特殊メイクを施して臨んだという松本の気合は半端なく、成り切りを続行。大ヒットを祈願して絵馬に寄せ書きをしたメッセージを披露する際も、「愛、して… 末永く、末永く、よ…?」と情感たっぷりに発表。その演技に驚いた大倉が「ぜんぜん(言葉が)入ってこない。大ヒット祈願なのに(愛してとは)どういうこと?」と困惑して見せると、松本は「澪と『妖怪シェアハウス』を愛して(という意味)。わたしは末永くは愛されなかったので」と、あくまでお岩さんになりきって心境を吐露した。
そんな妖怪たちのやり取りに、小芝は「わたしは『大ヒットして続編希望』と書いています」と明かし、「まだ、作れそうな雰囲気がありますもんね」と期待を寄せていた。(錦怜那)