マーベル・スタジオ、3年ぶりにコミコン参加　新作ラインナップ発表へ

　マーベル・スタジオが、現地時間7月21日からアメリカ・サンディエゴで始まるポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」に参加すると、The Hollywood Reporter ほか各メディアが報じた。同スタジオのコミコン参加は、2019年以来およそ3年ぶりとなる。

【画像】あれから3年！MCUフェーズ4が発表された時のホールH

　これは、映画『ソー：ラブ＆サンダー』（7月8日全国公開）の記者会見に出席したマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギの発言で明らかになったもの。ファイギは「我々は来月のコミコンに参加します。ステージ上で本作や他の作品について話をした、3年前のコミコン以来です。当時発表した作品のほとんどが公開・配信されました。今回、その未来についてお話することができるのは非常に楽しみなことです」と新作ラインナップの発表を予告している。

　サンディエゴ・コミコンでは例年、大手映画スタジオがホールH（6,000人以上を収容する最大規模のパネル会場）で新作情報を発表してきた。2019年にマーベルがホールHでプレゼンテーションを行った際には、マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）フェーズ4関連の新作発表や、MCU版『ブレイド』『ファンタスティック・フォー』への言及などサプライズが飛び出した。

　同イベントは新型コロナウイルス感染拡大により、2020年と2021年は開催を断念し、代わりに無料のオンラインイベント「コミコン・アット・ホーム（Comic-Con@Home）」を実施していた。3年ぶりのリアル開催となる今年は、例年通りサンディエゴのコンベンションセンターを会場に、現地時間7月21日から24日まで行われる。（編集部・倉本拓弥）