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『コーダ あいのうた』アマプラで配信!アカデミー賞作品賞など主要3部門受賞

『コーダ あいのうた』より
『コーダ あいのうた』より - (C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

 第94回アカデミー賞で作品賞を含む主要3部門を受賞した映画『コーダ あいのうた』が、7月21日より、Amazon Prime Videoで見放題独占配信されることが決定した。

【動画】『コーダ あいのうた』監督、オスカー受賞後どんな言葉をもらった?

 2014年に制作されたフランス映画『エール!』をリメイクした本作は、マサチューセッツ州の海辺の町を舞台に、4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる高校生の長女ルビー(エミリア・ジョーンズ)が、夢と現実の狭間で葛藤するさまを追う。家業の漁業を手伝い日々家族支えてきたルビーは、合唱クラブで歌の才能を認められ有名音楽大学への進学を夢みるようになるが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず反対する。タイトルの「コーダ」とは、「Child of Deaf Adults」の略で、ろう者の親を持つ子どもを指す。

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 本作では耳の不自由な両親と兄を、実際に聴覚障害のある俳優たちが演じ、父を演じたトロイ・コッツァーが男性ろう者俳優として初のアカデミー賞助演男優賞を受賞。監督のシアン・ヘダーが脚色賞に輝いた。

 音楽には『ラ・ラ・ランド』(2018)に参加したマリウス・デ・ヴリーズが名を連ね、1968年リリースのソウルの定番「ユアー・オール・アイ・ニード」などの名曲が用いられている。ルビーがオーディションで歌うバラード「青春の光と影」は、エミリア・ジョーンズの徹底したレッスンによる見事な表現力で、美しい歌声とASL(アメリカ式手話)の双方において感動を誘う。(編集部・石井百合子)

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