世界初のRPG、クリス・パイン主演で映画化!『ダンジョンズ&ドラゴンズ』2023年公開決定
世界的人気を誇るロールプレイングゲーム(RPG)を、『スター・トレック』シリーズのクリス・パイン主演で映画化した『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(原題:Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves)が、2023年に日本公開されることが決定。初映像となる予告編と、ポスタービジュアルが公開された。
【動画】『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』予告編
1974年発表の「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は、世界で最初のRPGとして知られる作品。プレイヤーは冒険者として、他の冒険者とチームを結成し、怪物たちと戦いながら宝物を見つけ出す。映画版は、『スパイダーマン:ホームカミング』の原案で知られるジョン・フランシス・デイリーとジョナサン・ゴールドスタインが監督・脚本を務める。
舞台はフォーゴトン・レルムと呼ばれる中世ヨーロッパ風の世界。主人公・エドガン(クリス)は“バード”(=吟遊詩人)で、盗賊稼業に勤しむアウトローだ。そんな彼が、原始的戦士“バーバリアン”、ハーフエルフの魔術師“ソーサ”、モンスターと混血の僧“ドルイド”とパーティーを組み、壮大な冒険へと繰り出す。予告編では、ドラゴンをはじめとする個性的なクリーチャーに、華やかな魔法といったファンタジー世界の一端が映し出される。
エドガン役のクリスに加えて、バーバリアンのホーガ役でミシェル・ロドリゲス(『ワイルド・スピード』シリーズ)、ソーサーのサイモン役でジャスティス・スミス(『名探偵ピカチュウ』)、ドルイドのドレク役でソフィア・リリス(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』)、エドガンの娘・キーラ役でクロエ・コールマン(『マリー・ミー』)も出演。キーラを誘拐する詐欺師・フォージを『ラブ・アクチュアリー』などの名優ヒュー・グラントが演じている。
現地時間21日にアメリカ・サンディエゴで開幕した「コミコン・インターナショナル2022」では、本作のパネルディスカッションが行われ、6,000人以上を収容するホールHにキャストが集結。ハイテンションで登場したクリスは、「この映画の原作であるダンジョンズ&ドラゴンズを40代になって初めてやったんだけど、すぐにドはまりしたよ。これをやるといじめっ子だろうが人気者だろうがそんな垣根を忘れてみんなワイワイ楽しめる、そういう力があるコンテンツなんだ」と盛り上げ、ミシェルも「この映画のためにハードに筋トレして4.5kg増量したわ。ボディメイクは本当に楽しかった」と自身の役について熱く語った。(編集部・倉本拓弥)