カート・ラッセル&ワイアット・ラッセル親子『ゴジラ』モンスター・ヴァース実写ドラマに参戦
俳優のカート・ラッセルと息子のワイアット・ラッセルが、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』から始まった「モンスター・ヴァース」をベースとした、動画配信サービスApple TV+の実写ドラマシリーズに出演するとVarietyほか各メディアが報じた。
本作は、ゴジラと巨大怪獣(タイタン)による壮絶な戦いによって、モンスターの存在が現実となった世界を舞台にした、米レジェンダリー・テレビジョン制作のドラマシリーズ。『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のアンナ・サワイをはじめ、渡部蓮、カーシー・クレモンズ、ジョー・ティペット、エリサ・ラソウスキらが出演する。
カートは『ニューヨーク1997』のスネーク役をはじめ『遊星からの物体X』『エスケープ・フロム・L.A.』『ワイルド・スピード』シリーズへの出演でも知られる大スター。息子のワイアットは、『カウボーイ&エイリアン』『オーヴァーロード』などへの出演を経て、マーベル実写ドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でUSエージェント/ジョン・ウォーカー役を務め、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りを果たした。カートも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でエゴを演じており、親子揃ってMCU作品に出演している。
カートとワイアットの役どころは明かされていないが、闇に葬られた秘密と遺産を明らかにしていく過程で、秘密結社モナークの存在にたどり着く家族を描いたドラマシリーズとされており、二人の親子関係を反映したキャラクターになる可能性もありそうだ。
マーベルドラマ「ワンダヴィジョン」を手掛けたマット・シャックマンが第1話と2話の監督を務め、シリーズ全体の製作総指揮を兼任する。ショーランナーを務めるのは、ドラマ「スタートレック:エンタープライズ」のクリス・ブラック。その他、共同企画者でコミックライターのマット・フラクション、映画プロデューサーのジョビー・ハロルドとトーリー・タネル、日本から東宝の松岡宏泰と有田武将が製作総指揮として参加する。(編集部・入倉功一)