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『ターミネーター2』正統続編は大失敗…監督が認める「私が間違いだった」

画像は『ターミネーター:ニュー・フェイト』でのシュワルツェネッガー
画像は『ターミネーター:ニュー・フェイト』でのシュワルツェネッガー - Paramount Pictures / Photofest / ゲッティ イメージス

 映画『ターミネーター2』の正統続編として製作されたSFアクション『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)は大失敗だったと、メガホンを取ったティム・ミラー監督が認めた。

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 『ターミネーター2』を手掛けたジェームズ・キャメロンが製作で参加し、アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800役)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー役)らオリジナルキャストが再集結した同作。しかし、全米興行収入はシリーズワースト2位の6,225万3,077ドル(約84億円)しか稼げず。ジョン・コナー役で復帰したエドワード・ファーロングは、キャラクターが迎えるまさかの結末に「あれはひどかった」と米YouTuberとのインタビューで不満を漏らすほどだった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル135円計算)

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 現地時間22日に行われた「コミコン・インターナショナル2022」Collider主催のパネルディスカッションでミラー監督は、「『ターミネーター』は深く掘り下げるには面白い映画だが、もう掘り下げ尽くしたのかもしれない」と告白。「私は自分が観たい映画を作れば上手くいくという、頭の硬いオタク思考で進んだ。でも間違いだった。悪い意味での発見だったよ。映画は大失敗だからね」と自ら失敗作であることを認めた。

 キャメロンは2017年、『ニュー・フェイト』から始まる新3部作を企画していると豪ニュースサイトNews.com.auに明かしており、『ニュー・フェイト』公開時には、3部作は新作の成績次第であるとDeadlineで語っていた。現時点で続編が作られる可能性は低そうだが、ミラー監督は「いい監督と俳優を起用した低予算の『ターミネーター』なら成功すると思う」と提言している。(編集部・倉本拓弥)

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