マーベル新作ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」8月18日配信に変更
マーベル・スタジオ制作の新作ドラマシリーズ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(全9話)の配信日が、当初予定されていた8月17日(水)から18日(木)に変更された。2話以降も毎週木曜日にディズニープラスで配信される。
本作の主人公ジェニファー・ウォルターズは、ある事故をきっかけにハルクのパワーを得てしまった弁護士。スーパーパワーを得ながらも「普通に仕事と恋を楽しみたい」」という思いを抱く彼女は、シー・ハルクとして弁護士事務所の顔となり、ヒーローやヴィラン相手の超人専門弁護士として働くことになる。
新たな配信日の決定に合わせて、新ヒーローの魅力や本作の設定について、ハルク役のマーク・ラファロ、主演のタチアナ・マズラニー、そしてマーベル・スタジオ社長にしてプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギらが解説する特別映像が公開。
先立って公開された予告編では、マーベルきっての破天荒ヒーロー・デッドプールのように、ジェニファーが画面に向かって観客に語りかける(=第4の壁を越える)演出が描かれたが、プロデューサー兼脚本家のジェシカ・ガオは「コミックでは、シー・ハルクは第4の壁を打ち破っていて、それはメタだったの」と原作の設定を踏襲していたことを明かす。
また、デアデビルらしきキャラクターの姿も予告編に登場していたが、ジェニファーは視聴者に向かって「毎週のようにカメオ出演があるようなドラマじゃないからね」と宣言。しかし「ブルースとかは出るけど……あとはブロンスキー……そして、ウォン……」と観客の期待を代弁するかのように続けている。
監督のカット・コイロは「彼女は、長年苦労して弁護士になったので、今さらヒーローにはなりたくないの」とジェニファーの抱える葛藤について言及。「普通の弁護士でいたい」と悩みながらも、“ハルクのパワー=自分の個性”を受け入れ、人生を謳歌するジェニファー。コメディー要素だけでなく、リーガル物とヒーロー物の魅力を兼ね備えたストーリーにも期待の一本だ。(編集部・入倉功一)
ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は8月18日(木)16時よりディズニープラスで日米同時配信開始(全9話)