フワちゃん『ブレット・トレイン』吹き替え声優に決定!ブラピ声優・堀内賢雄も太鼓判
タレントのフワちゃんが、ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』(9月1日全国公開)に吹き替え声優として参加することが8日、都内で開催された映画の出発式イベントで発表された。すでにアフレコを終えているフワちゃんは、ブラッドの声を担当した堀内賢雄から「相当上手いよね」と絶賛されると、「アクリル板がなかったらキスしているよ」と体全体で喜びを爆発させていた。
『ブレット・トレイン』は、ベストセラー作家・伊坂幸太郎の「マリアビートル」をブラッド主演で映画化したミステリーアクション。ブリーフケース回収の任務を遂行する主人公の殺し屋レディバグが、日本の超高速鉄道に偶然乗り合わせていた殺し屋たちと死闘を繰り広げる。イベントには山本舞香(プリンス役)、津田健次郎(タンジェリン役)、関智一(レモン役)、木村昴(ウルフ役)も出席した。
フワちゃんが担当するのは、変装が得意な暗殺者・ホーネット(ザジー・ビーツ)。この日は「ホーネットはスズメバチだから」と黄色の衣装で登場すると「原作がめちゃくちゃ好きだったので、映画化されると聞いてびっくりした。インスタにも『やばい!』って書いたら声優の仕事も来た」とおどける。さらに、「口うるさい原作ファンとしては、思った以上にちゃんと『マリア・ビートル』していた」と印象を述べると、「でも後半はハチャメチャで、原作ファンもハリウッドファンも楽しめる作品になっている」とその出来に太鼓判を押す。
吹き替え版を観た声優陣も、フワちゃんの演技を絶賛。関が「まったくフワちゃん感がなかった。女優さんみたい」と演技を評価すると、25年に渡りブラッドの声を担当している堀内も「相当上手いよね」と感心する。そんな声にフワちゃんは、「これがなかったらキスしてたよ」とアクリル板ごしに堀内に詰め寄ると、「これまでフワちゃん役しかやったことがなくて、初めて違う人の声をやったんだよね。だからすごく嬉しかった」と満面の笑みを浮かべていた。
主演のブラッドは、本作のプロモーションのために来日を予定している。「ブラピとどんなことしたい?」という質問に、山本が「一緒に海にドライブに行きたい」と回答すると、津田は「じゃあ僕が運転します」と追随。すると堀内は、「じゃあ後ろで僕が声を演じるか」とノリノリで答えると、フワちゃんは「この映画でもすごい筋肉だったんだけど、いつもどこで筋トレしているのか聞きたいな。プロテインも飲んでるのかな」と発言し、登壇者たちを笑わせていた。(磯部正和)