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ドンブラザーズ“鼻高々”で登場も30分もたず…樋口幸平「本当はすごくいい人たち」

鼻がタカくなってしまったドンブラザーズ+田崎竜太監督
鼻がタカくなってしまったドンブラザーズ+田崎竜太監督

 映画『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』(公開中)の大ヒット御礼“はなたかあいさつ”が9日、T・ジョイ SEIBU 大泉で行われ、樋口幸平別府由来志田こはく柊太朗鈴木浩文石川雷蔵田崎竜太監督が出席。映画の出来映えに鼻高々なメンバーは、ドン20話「はなたかえれじい」で見せた、鼻がタカくなった姿でイベントに姿を現した。

【画像】衝撃…田崎監督まで“はなたか”姿に

 本作は、日本の昔話・桃太郎をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」の劇場版。ドンモモタロウ/桃井タロウ(樋口)率いるドンブラザーズが、映画の撮影現場でドタバタ劇を繰り広げる。

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 ドン20話「はなたかえれじい」では、ひょんなことからドンブラザーズ改め「ドラゴンファイヤーズ」のリーダーとなった桃谷ジロウたちが期せずして、世間の注目を集めたことから文字通り、鼻高々になってしまう内容だ。この日はメンバー6人だけでなく、メガホンを取った田崎監督までもが鼻高々で登場することとなった。

世界の樋口幸平

 まず桃井タロウ役の樋口が、「今日は世界の樋口幸平のためだけにご来場いただきありがとうございます!」と鼻高々に呼びかけると、「僕はこの作品で世界に旅立とうと思っておりますので、皆さんはもう僕に会えないかもしれませんが、この作品が最後だと思って来てくだされば」とあいさつ。さらに「ハイ、拍手!」と促して会場からの拍手を浴びた。

 続いてサルブラザー/猿原真一役の別府が「わびさびを愛し、わびさびに愛された男。風流界のスーパースター、別府由来です! 僕は風流界のトップに立ったわけで。このねじねじ、誰が似合うか分かりますよね?」と鼻高々にアピールすると、オニシスター/鬼頭はるか役の志田が「映画の神様に愛された志田こはくです! いや、拍手はいらないですから」とさりげなく拍手をおねだりした。

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 また、キジブラザー/雉野つよし役の鈴木も「全国1億2,500万人の『ドンブラザーズ』ファンの皆さん、おめでとうございます。良かったですね。すてきな映画を観られるんですよ。われわれも皆さまに幸せを提供できて、まさに鼻高々の思いでございます」とコメント。追加戦士ドンドラゴクウ/桃谷ジロウ役の石川は、「仮面ライダーの方に出てやろうと思っていましたけど。こんな貧弱なやつらの集まりではね、世界は守れませんから……」と観客を煽ろうとするも、セリフを噛んでしまい上手く言えず。結局、“鼻高々キャラ”を早々にあきらめ、「石川雷蔵です! よろしくお願いします!」と礼儀正しく言い直した。

ジロウ、犬塚、猿原も鼻がタカい姿に

 “鼻高々”の状態は物理的理由から30分もたないとのことで、途中から通常の鼻に戻ったメンバーたち。その後は東映特撮ファンクラブ(TTFC)会員からの質問コーナーや、今だから語れるネタバレギリギリのトークショーなどを繰り広げた。また、この日は新型コロナウィルス陽性のため療養していた志田の仕事復帰日。「療養期間中は皆さまから温かいメッセージをいただいて、皆さんの温かさをあらためて感じました。本当にありがとうございます」と感謝の思いを伝えるひと幕もあった。

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 イベントの終盤、田崎監督は「こんなおちゃらけたイベントができるのも、皆さんが『ドンブラザーズ』の世界をものすごく愛してくれたからだと思っております。映画にもまだまだ足を運んでいただきたいのと同時に、テレビの方もこれから目が離せない展開が待っておりますので。ぜひご注目ください」とアピール。

 樋口は「今日はみんな天狗になって登壇しましたけど、本当のみんなはすごくいい人」と笑いつつ、「本当に『ドンブラザーズ』のキャストはいい人で、優しくて、作品思いで。僕が愛してやまない人たち」としみじみ。「今日もこんなに面白いイベントをしていただいて、スタッフの皆さんをはじめ感謝する人が多すぎて。一人ひとりに感謝したいところなのですが、やはり僕たちが恩返しをできるとしたら、これからの『ドンブラザーズ』を面白くしていくことだと思うので、もう一回気を引き締めて、全員で頑張っていきたいと思います」と決意を新たにしていた。(取材・文:壬生智裕)

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