エズラ・ミラー、問題行動を謝罪 米ワーナー支援で治療開始
映画『ジャスティス・リーグ』『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどで知られる俳優エズラ・ミラー(29)が現地時間15日、度重なる問題行動について、代理人を通じてVarietyで声明文を発表した。
ミラーは今年3月、米ハワイ州のバーで卑猥な言葉を叫んだり、店内の客に迷惑行為をはたらいたとして、治安びん乱行為とハラスメントの容疑で逮捕・起訴された。また、翌月にも女性をケガさせた疑いで逮捕。今月も、留守中の一般家庭から酒瓶を盗んだとして強盗罪で起訴されるなど、立て続けにトラブルを起こしている。
声明文でミラーは「最近の危機的状況を経験したことで、わたしはメンタルヘルスに複雑な問題を抱えていると理解し、治療を開始しました」と報告。「過去の振る舞いで傷つけてしまった、不安にさせてしまった全ての人に謝罪したい。健康で安全、充実した人生に戻るため、今必要なことに全力で取り組みます」と謝罪の意を示した。同サイトによると、専門家によるミラーの治療は、米ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが支援に入っているという。
米ワーナーとDCは、ミラーが主演を務める映画『ザ・フラッシュ(原題) / The Flash』の公開に向けて頭を悩ませている。 The Hollywood Reporter は、ワーナーが同作の今後について、(1)ミラーが一連の問題行動について説明する機会を設けた後に公開、(2)ミラーがプロモーションに一切参加しないまま公開、(3)映画そのものがお蔵入りという3つのシナリオを想定していると報じていた。現状、同作は2023年6月23日に全米公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)