ブラッド・ピット、3年ぶりの来日!初めての厄除けは「とても美しい体験」
俳優のブラッド・ピットが22日、主演を務めた映画『ブレット・トレイン』のプロモーションのために来日し、高野山東京別院で行われた映画の厄除けイベントに出席。厳かな雰囲気のなか、厄除けの文化に初めて触れたブラッドは「とても美しい体験。涙目になりました」と感激した様子を見せた。
本作は、伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」を映画『デッドプール2』などのデヴィッド・リーチ監督が映画化したアクションスリラー。ブラッド演じる世界一運の悪い殺し屋レディバグが、東京発の高速列車での任務に取り掛かるなか、人生最悪の災難に巻き込まれる姿をコミカルかつスリリングに描く。
2019年公開の主演映画『アド・アストラ』以来、約3年ぶりの来日となるブラッド。この日のイベントは、自身が演じるキャラクターがあまりにも運がないということで「厄除け」に臨むというコンセプト。ブラッドは「最初は軽い気持ちでいたのですが、お寺はとても素敵で、お坊さんたちも皆さん素敵でした。今日体験したことはすべてが美しく涙目になってしまいました。本当に感動しています」と感無量な表情を浮かべる。
続けて「日本という国自体が美しく文化も素晴らしい。日本のファンの皆さんに心を込めて感謝を伝えたいです」と笑顔を見せる。さらには「ドウモアリガトウ」と日本語であいさつした。
イベントには、共演者であるアーロン・テイラー=ジョンソン、リーチ監督、プロデューサーのケリー・マコーミックも参加。ブラッドと列車内で激しいアクションシーンを見せるタンジェリン役のアーロンは今回初来日で「初来日だったので予測できなかったのですが、厄除けの儀式に圧倒されました。素晴らしい体験をすることができました」と興奮気味に語る。リーチ監督も「日本の文化や精神が大好きなので、とても素晴らしいセレモニーでした」と感激した表情を浮かべた。(磯部正和)
映画『ブレット・トレイン』は9月1日より全国公開