実写ドラマ版「バイオハザード」1シーズンで打ち切り
カプコンの大ヒットゲームシリーズをNetflixが初めて実写ドラマ化した「バイオハザード」が、わずか1シーズンで打ち切りとなった。Deadlineほか各メディアが報じた。
実写ドラマ版「バイオハザード」は、2022年の人工都市ニューラクーンシティと荒廃した2036年のロンドンの二つの時間軸で、アルバート・ウェスカーの娘ジェイドとビリーの物語をつづった作品。7月14日に配信がスタートしたが、Netflixが期待する視聴者数を獲得することができず、配信3週目でTOP10ランキング圏外に。作品の評価も散々なものだった。製作総指揮のアンドリュー・ダブはシーズン2の製作を Entertainment Weekly で示唆していたが、実現することはなくなった。
ゲームシリーズでも人気のキャラクター・ウェスカー役は、『ジョン・ウィック』シリーズのランス・レディック。ウェスカーの娘ジェイドをエラ・バリンスカ、ビリーをシエナ・アグドンが演じていた。
Netflixは人気アニメやゲームを実写化したシリーズが苦戦を強いられており、昨年11月に配信された実写ドラマ版「カウボーイビバップ」も1シーズンで打ち切りになっている。(編集部・倉本拓弥)