稲垣吾郎の魅力たっぷり…今泉力哉が描く大人のラブストーリー『窓辺にて』予告公開
稲垣吾郎が主演を務める今泉力哉監督の新作映画『窓辺にて』(11月4日公開)より、迷えるフリーライターの主人公を演じた稲垣の魅力が詰まった予告編映像が公開された。
本作は、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉監督がオリジナル脚本で手掛けたラブストーリー。フリーライターの市川茂巳(稲垣)は、編集者である妻の紗衣が担当している売れっ子小説家と浮気しているのを知っている。しかし、それを妻には言えず、浮気を知った時に自分の中に芽生えたある感情についても悩んでいた。ある日、とある文学賞の授賞式で出会った高校生作家・久保留亜の受賞作「ラ・フランス」の内容に惹かれた市川は、久保にその小説にはモデルがいるのかと訊ねる。
今回公開された予告編映像は、妻について悩みながらも、高校生作家の久保留亜(玉城ティナ)と友情を育むフリーライターの市川にふんした稲垣の自然体な演技を見ることができる。市川の妻で編集者の紗衣(中村ゆり)や友人の有坂正嗣(若葉竜也)、その妻ゆきの(志田未来)といった人々と言葉を交わすなか、自身の感情に向き合っていく市川。ラストには久保と喫茶店でパフェを食べる姿もあり、どこかユーモラスな雰囲気も感じさせる大人のラブストーリーに期待が高まるところ。
あわせて、本ビジュアルも公開。市川が高校生作家・久保留亜と喫茶店でコップに反射した光に手をかざす姿と、紗衣の物憂げな表情が印象的に切り取られている。「たとえ、パーフェクトじゃなくても。」というキャッチコピーも添えられ、一筋縄ではいかない恋愛や人生のうまくいかなさを描いてきた今泉ワールドの魅力を伝えるデザインとなっている。(編集部・大内啓輔)