『ベスト・キッド』新作映画「コブラ会」と関係なしクリエイターが言及
米ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントが現地時間16日に発表した、映画 『ベスト・キッド』の新作映画について、Netflixで配信中の続編ドラマ「コブラ会」のクリエイター1人であるジョン・ハーウィッツが、ドラマとは関係のない作品になることをTwitterで示唆している。
米ソニーは先週、2024年6月7日に『ベスト・キッド』の新作を全米公開すると発表。「オリジナル版『ベスト・キッド』への原点回帰」という説明のみで、現在のところ出演者や監督などは発表されていない。映画としての新作制作は、ジャッキー・チェンとジェイデン・スミスが共演した、2010年のリメイク版以来だ。
「コブラ会」のシーズン5も好評を呼んでいるハーウィッツは、ファンの質問に応じる形で、Twitterでこの新作映画に言及。いつか『ベスト・キッド』や「コブラ会」の映画を制作したいと明かす一方で「でも、この映画は僕たちのものでも、『コブラ会』のキャストにフォーカスした作品でもないんだ。詳しいことは知らないけれど、上手くいくことを願っている」と関連がないことを明かしている。
オリジナル版の『ベスト・キッド』は、転校先で不良グループに目をつけられた高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)と出会い、ミヤギ道空手の教えを通して人生を学んでいく青春映画。車のワックスがけやペンキ塗りが空手の動きにつながる修行シーンは語り草となり、シリーズの30数年後を描くNetflixドラマ「コブラ会」も大ヒットしている。(編集部・入倉功一)