今年のゴジラ・フェス新規特撮は「ガイガン来襲」夜のビル街で激闘!
11月3日に東京国際フォーラムで開催される「ゴジラ・フェス 2022」のコンテンツ詳細が14日に発表。昨年も話題を呼んだ、新規撮り下ろし特撮映像の第3弾が「フェス・ゴジラ3 ガイガン来襲」になることが明かされ、特報映像が公開された。
「ガイガン来襲」は、2020年の「ゴジラ ゴジラ・フェスに現る」、2021年の「ゴジラ VS ヘドラ」に続く、中川和博監督による特撮短編の第3弾。ガイガン生誕50周年企画 「ガイガン50」(フィフティ)の特別企画として実施された、「ガイガンスーツ起動プロジェクト」で制作されたガイガンスーツを使用し、ゴジラとの激突を描く。
9月下旬に行われた撮影は、これまでのオープンセットから、東宝スタジオ内の6stに場所を移動。2日間の建込みを行い、3日間にわたって撮影された。ミニチュアセットはこれまでのフェス特撮とは一線を画す規模感で、街明かりの灯るナイトシーンでは、本物かのような美しい街並みが広がる。
中川監督は「『前作よりもスケールアップさせる』という至上命題のもと、世紀の悪役ガイガンと我らがゴジラの戦いを力の限り撮影しました。夜のビル街で所狭しと激闘を繰り広げる2体の姿をどうぞお楽しみください。スケールアップがインフレ状態です!」と自信をのぞかせる。
3年ぶりのリアル開催となる今年のフェスでは、『ゴジラ』シリーズのレジェンドたちが、時にゆるく、時に熱く思いを語り合う「居酒屋ゴジラ」も実施。1994年公開の『ゴジラVSスペースゴジラ』で主演を務めた橋爪淳と、プロデューサーの富山省吾が、撮影当時のエピソードを中心にトークを繰り広げる。
橋爪は「私がゴジラに初めて会ったのは父に連れて行かれた浅草の映画館でした。怖くて怖くて途中で逃げ出してしまいました。情けない…。それから数十年後に、そのゴジラと闘うことになるとは夢にも思いませんでした(笑)闘ったあと博多の海岸を去っていくゴジラの後ろ姿を見て、なんともやるせなさと清々しさを感じたのを忘れません」と振り返りながら「思い出の沢山詰まったスペースゴジラの撮影秘話、ゆっくり皆さんと語り合えるのを楽しみにしてます」とコメントを寄せている。
そのほか、『ゴジラ』(1954)と『ゴジラ FINAL WARS』(2004)のゴジラが登場するゴジラスーツグリーティングや平成ゴジラ立像のフォトスポット、宝田明さん・中野昭慶監督の追悼展示も予定。さらに、造型・若狭新一によって新たに蘇ったガイガンのスーツの披露、才能発掘オーディションプロジェクトGEMSTONE入賞作品の続編「ゴジラ VS ガイガンレクス」本編映像公開、「怪獣人形劇 ゴジばん」ミニ舞台公演&「ちびゴジラ」グリーティングなどが予定されている。(編集部・入倉功一)
開催日時:2022年11月3日(木・祝)12:00 ~ 20:00(予定)
開催場所:東京国際フォーラム地上広場 A~D
配信プラットフォーム:YouTube LIVE(Godzilla Channel ゴジラ(東宝特撮)チャンネル)
料金:無料(入場、視聴ともに)