「鎌倉殿の13人」最終章ビジュアルにクライマックスのキーマン集結 トーク番組60分拡大版放送へ
小栗旬主演・三谷幸喜脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の最終章のビジュアル2点が公開された。
本作は、鎌倉時代を舞台に、伊豆の若武者・北条義時(小栗旬)が武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく物語。公開されたビジュアルは、一つはクライマックスとなる「鎌倉VS上皇方」のキーマンたちが対峙する構図。鎌倉方は北条義時、泰時(坂口健太郎)、政子(小池栄子)、時房(瀬戸康史)、そして三浦義村(山本耕史)。上皇方は源仲章(生田斗真)、後鳥羽上皇(尾上松也)。
二つ目は、義時の青年期から二代執権の座に上り詰めるまでの変遷を追ったもの。ドラマでは野心とは無縁だった義時が、源頼朝(大泉洋)との出会いを経て、やがて目的を成し遂げるために多くを犠牲にしてきた頼朝と同じ宿命をたどっていくさまが描かれており、ついには執権だった父・時政(坂東彌十郎)と対立。第38回「時を継ぐ者」では苦渋の決断を下すこととなった。ビジュアルでは、義時の衣装の色と共に顔つきも変化しているのがはっきり見て取れる。
なお、9日に放送され好評を博した小栗旬、小池栄子、坂口健太郎、坂東彌十郎、佐藤二朗らキャストによる裏話トーク番組が、18日に60分拡大版として「『鎌倉殿の13人』 応援感謝!ウラ話トークSPディープバージョン」のタイトルで放送されることが決定(NHK総合・午前2:11~3:11※月曜深夜)。9日の45分版では泣く泣くカットしたトークが盛り込まれるという。(編集部・石井百合子)