柳楽優弥主演「ガンニバル」笠松将&吉岡里帆ら出演!新キャスト一挙発表
ディズニープラス「スター」のオリジナルシリーズ「ガンニバル」の新キャストが発表。笠松将や吉岡里帆などが出演を果たす。
「ガンニバル」は、累計発行部数200万部を超える二宮正明のコミックを柳楽優弥主演で実写ドラマ化したサイコスリラー。外界から閉ざされた供花村(くげむら)を舞台に、警察官の阿川大悟(柳楽)が、一人の老婆の奇妙な死をきっかけに、人が喰われているようだという噂の流れる村の異常性に気づく。監督を『岬の兄妹』『さがす』などの片山慎三、脚本を『ドライブ・マイ・カー』などの大江崇允が手掛ける。
今回、大悟の家族と、供花村を支配する後藤一族の人々を演じるキャストが発表。笠松将が村を支配する後藤家次期当主役で後藤恵介役、吉岡里帆が大悟の妻の有希役、倍賞美津子が生前は後藤家の当主で恵介の祖母・後藤銀役で出演する。
ほかにも、六角精児が恵介の父で供花村の村長を務める後藤清、杉田雷麟が恵介の弟・後藤洋介、吉原光夫が恵介の同級生・後藤岩男、中村祐太郎が恵介の幼なじみ後藤龍二、酒向芳が後藤家の中で特に凶暴な性格の後藤睦夫、中村梅雀が村人のリーダー的存在として大悟たちを暖かく村へ迎え入れるさぶ、北香那が大悟たちが赴任する前に謎の失踪を遂げた前任駐在の娘・狩野すみれをそれぞれ演じる。また、ある事件をきっかけにしゃべることができなくなり、笑うこともなくなってしまった娘の阿川ましろ役を8歳の志水心音が務める。
なお、本作は10月24日より開催される第35回東京国際映画祭への正式出品も決定。ワールドプレミア上映も実施される予定となっている。(編集部・大内啓輔)
笠松将のコメント
原作の面白さをより強く感じてもらえる映像作品になることを志しました。 「後藤恵介」というキャラクターの葛藤が、撮影中の自分自身の葛藤ともリンクして、迷いながらも少しずつ答えを出していったように思います。いや、答えを出すしか無かったという方が適切かもしれません。そうやって追い込まれたことを、自分でも自然と受け入れて、僕を更に高みに引き上げてくれる「後藤恵介」を演じられたことが、30 歳を迎える僕にとっていい出会いでした。楽しみにしていただけると幸いです。
吉岡里帆のコメント
日本各地に残る祭りや儀式といった独自の文化や風習と、ファンタジー色の融合が絶妙な本作。
原作を読んだ時の"身の毛がよだつ"という感覚を映像に落とし込める事にワクワクしました。
家族の再生物語というベースを大切にしながら、現場では主演の柳楽優弥さんを筆頭に監督やスタッフの皆さんと丁寧に撮影してきました。
先日東京国際映画祭への正式出品が決まったとの報告を聞き、これ以上ない場所でワールドプレミアを行えることが本当に嬉しいです。
サスペンスとしての構造と、バイオレンス描写のオリジナリティ、登場人物達の心の揺れ方はきっと原作ファンの方にも初めて作品に触れる方にも前のめりになりながら見て頂けるのではないかと思っております。