『ブラックパンサー』全く泳げなかったネイモア俳優、水中で5分間息を止められるようになる

　映画『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』（公開中）で新キャラクター・ネイモアを演じたテノッチ・ウエルタ。海底からワカンダに攻撃を仕掛けるネイモアだが、テノッチは本作への出演まで全く泳ぐことができなかったと Entertainment Weekly に明かしている。

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　ネイモアは、ククルカン（羽をもつ蛇の神）として崇められている海底王国タロカンの王。水・陸どちらでも自由に呼吸ができ、足首には翼が生えている。本作では、希少金属ヴィブラニウムを巡って、産出国ワカンダに接触する。

　メガホンを取ったライアン・クーグラー監督からネイモア役のオファーを受けたテノッチは、泳ぎ方を知らなかったことから「溺れたことは一度もない。嘘はついてないよ」と答えたという。出演が決まると、共演者と共に水中訓練を受けることに。1回90分のレッスンで、潜水や水中で息を止める練習に励んだ。

　「私たちはたくさん潜水しました。水の中で撮影していたことで、5分間息を止められるようになりました。今では、水中で息を止めると心が安らぐ。まるで瞑想です」とテノッチは Men's Health 誌で振り返っている。

　また、テノッチはネイモアの強靭な肉体を手にするため、週6日でフィジカルトレーニングを実施。スクワット、ベンチプレス、腕立て伏せなどを各8回x3セットずつこなしたと語っている。（編集部・倉本拓弥）