芸能界を引退…『Dr.コトー診療所』元子役の現在に反響
映画『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)の公式Instagramで11日、元子役で本作のためだけに俳優復帰した富岡涼さん(29)の写真が投稿され、反響を呼んでいる。
本作は、東京から僻地の離島・志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡秀隆)と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描いたテレビドラマシリーズの16年ぶりとなる続編。富岡さんは志木那島の漁師・原剛利(時任三郎)の息子・剛洋(たけひろ)を演じ、映画『小さき勇者たち ~ガメラ~』でも主演を務めるなど活躍したが、2006年の第2シリーズ後、芸能界を引退していた。
映画公式Instagramでは「剛利の息子。かつて命を救ってもらったことをきっかけに、コトーのような医師になりたいと志す。その後、医師になるため東京の中学に進学。現在28歳」と紹介され、「帰って来てくれてありがとう」「大きくなった」「演技に何回泣かされたか」「名子役でした」「楽しみでしかたがない」など多くのコメントが寄せられている。
富岡さんは出演発表時、「監督から映画化のお話と『参加しないか』と言われて、考えたこともなかったので驚いたのと、役者を辞めてから時間も経っていたので、かなり悩んだのですが、監督から声を掛けていただけたことがすごく嬉しくて『自分のできることを精一杯やってみよう』という思いで参加しました」と出演を決めた理由を明かしていた。(編集部・中山雄一朗)