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『フラッシュダンス』主題歌担当アイリーン・キャラさん死去 63歳

1983年当時のアイリーン・キャラさん R.I.P
1983年当時のアイリーン・キャラさん R.I.P - Bettmann / Getty Images

 映画『フラッシュダンス』の主題歌でアカデミー賞を受賞した、アメリカの歌手で女優のアイリーン・キャラさんが、フロリダ州の自宅で亡くなったことが、26日に本人の公式Twitterなどを通じて発表された。Varietyなどによると、アイリーンさんは63歳だった。死因は現時点では不明だという。

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 広報担当のジュディス・A・ムースさんは、公式Twitterでアイリーンさんの死去を報告。親族のプライバシーへの配慮を呼びかけると共に「彼女は才能に恵まれた美しい魂であり、そのレガシーは、彼女の音楽や映画を通じて永遠に生き続けるでしょう」とつづった。

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 アイリーンさんは、1959年3月18日、アメリカ・ニューヨークのブロンクス生まれ。幼いころから子役として活動し、数多くのテレビ番組や舞台を経験した。映画『スパークル』(1976)やテレビシリーズ「ROOTS/ルーツ2」(1979)などを経て、ニューヨークの芸能学校に通う若者たちを描いた青春映画『フェーム』(1980)に出演。アイリーンさんの歌うテーマ曲も大ヒットし、アカデミー歌曲賞に輝いた。

 1983年に、プロのダンサーになることを夢見る女性の奮闘を描いた『フラッシュダンス』の主題歌「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」を担当。この曲をバックに主人公が踊る場面と共に評判は世界中に広まり、日本でも大ヒット。アイリーンさん自身にアカデミー歌曲賞とゴールデン・グローブ賞歌曲賞をもたらし、グラミー賞にも輝いた。

 ムースさんによると、後日、ファンのための追悼式を予定しているという。ツイート内のコメントでムースさんは「皆さんのアイリーンへの思いや、彼女の思い出をシェアしてください。その一つ一つに目を通し、彼女が天国からほほ笑んでくれていることを知るでしょう。彼女はファンの皆さんのことを愛していました」と呼びかけている。(編集部・入倉功一)

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