「舞いあがれ!」目黒蓮の涙の熱演に視聴者もらい泣き!
現在放送中の「舞いあがれ!」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)の第47回が12月6日に放送され、柏木学生(目黒蓮)が流した涙が大きな反響を呼んでいる。
連続テレビ小説の107作目となる「舞いあがれ!」は、1990年代から現在を舞台に、岩倉舞が大空に舞いあがるという夢に向かっていく姿を描く物語。ものづくりの町である東大阪や自然豊かな五島列島でさまざまな人との絆を育み、空への憧れを形にしていくヒロインの舞を福原遥が演じている。現在は舞台を帯広にうつし、フライト課程で奮闘する舞たちの姿が描かれている。
入学してから舞たちに対して塩対応ばかりだった柏木。グループでの初顔合わせでは「なれ合う必要ない」と吐き捨て、授業で舞からフォローのお礼の言葉をもらっても「別に助けたつもりはない」とバッサリ。国際線のパイロットの父と元CAの母を持つというサラブレッドらしく、努力家な一方でプライドの高さを見せつけていた。
頼れる大河内教官(吉川晃司)の指導のもと、フライトシミュレーターによる訓練を終えて、ついに実際に空を舞って操縦を覚えこんでいく舞たち。フライト課程でも舞と水島学生(佐野弘樹)と同じ班になった柏木は、つかみ合いのケンカ騒動もありながら、舞たちと絆を深めていくなかで変化を見せていくことに。
そして、ついにプリソロチェックに挑んだ学生たち。結果は、舞とともに無事に合格を勝ち取った柏木に対して、不合格となった水島は帯広を去ることに。常に仲間たちのなかでムードメーカーとして振る舞ってきた水島だけに、荷造りのときも冗談を口にしながら落ち込んだ様子は決して見せない。
そんななか、父親から送られてきた缶詰を「卒業するまで寮にいるみたい」と笑う水島。それまで背中を向けていた柏木は「卒業するまでいる気だっただろ」と小さく口にする。それでもおどける水島に柏木は「素直に『悔しい』って言えよ」と真剣な表情で訴え、その目から大粒の涙が流した。これまでの思いがフラッシュバックする感動のシーンとなり、SNSを中心に感動の声が続々と寄せられた。
朝ドラでの涙の熱演に加えて、現在は川口春奈と共演するドラマ「silent」での繊細な演技も話題の目黒。さらに、大泉洋主演の映画『月の満ち欠け』も12月2日に公開されたばかりとあり、目黒の演技をまだまだ楽しむことができそうだ。
「舞いあがれ!」では今後、訓練生たちはソロフライト訓練に向けて動き出すことに。次の課題もクリアできるか注目だが、気になるのは舞と柏木の関係だ。柏木の苦手克服のために尽力した舞に「岩倉、俺、お前のこと……」と思わせぶりな言動を見せたが、舞も気になってその夜は寝付けず。翌朝、食堂で舞は柏木を避けて離れた席に座ってしまうなど、フラグは立ちまくりのように見えるが、果たして……。引き続き目が離せない。(編集部・大内啓輔)