筧利夫『Dr.コトー診療所』引退したタケヒロ役・富岡涼さんの復帰に驚き
映画『Dr.コトー診療所』のキャストが13日深夜にフジテレビで放送された特別番組「Dr.コトー診療所 16年ぶりの同窓会」第2夜で、「この人を褒めたい!」というテーマでトークを繰り広げた。
本作は、東京からへき地の離島・志木那島に赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助(吉岡秀隆)と島の人々との関わり合いを通して、命の尊さを描いた人気ドラマシリーズの16年ぶりとなる続編。志木那島の漁師・原剛利(時任三郎)の息子で、コトーに憧れて医師を目指す島の少年・剛洋(たけひろ)を演じた元子役の富岡涼さんが映画のためだけに俳優復帰したことも、話題を集めている。
診療所を手伝う市役所の職員・和田さん役でおなじみの筧利夫は“褒めたい人”として「会社に休暇届を出して(撮影)現場に来た富岡涼くん」と挙げると、「(芸能界を)辞めてるのわかっているのに、よく呼びましたね」と中江功監督に質問。
監督は「僕だけではなくて、(柴咲)コウちゃんとかも『剛洋本人だよね? イヤだ、他の子来るの』みたいな感じだったので、とりあえず聞いてみようかなと。やる? って。(そうしたら)やりたいみたいなことを言ってくれたので」と説明した。
2006年のシーズン2後、芸能界を引退していた富岡さんは現在29歳で、会社員として働いていたが、「会社の方もそれはぜひやりなさいって言ったらしいですよ」と驚く筧。中江監督も「すごくいい社長さんで、いい経験だからぜひやってくださいって」と明かすと、「(富岡さんと)久しぶりに会ったんですけど、会った印象は変わってないんですよ。あのまんま大きくなったなって。たたずまいとか、みんなに会って照れる感じが全然変わってなかったですね」と再会を振り返った。(編集部・中山雄一朗)