「ウォーキング・デッド」リック＆ミショーンの新スピンオフ、2024年に全米放送

　米AMCは現地時間10日、ドラマ「ウォーキング・デッド」新スピンオフシリーズの放送スケジュールを発表した。主人公リック（アンドリュー・リンカーン）と、ミショーン（ダナイ・グリラ）が主役となる新シリーズ（タイトル未定）は2024年に全米でオンエアされる。

【画像】マギーがイメチェン！新スピンオフ「デッド・シティ（原題）」

　「ウォーキング・デッド」は昨年11月にファイナル・シーズンが放送＆配信され、約12年続いた本シリーズが終わりを迎えた。今後は「ウォーキング・デッド」ユニバースと題して、シリーズで活躍したメインキャラクターや、新たな登場人物に焦点を当てながら世界観を拡大していく。

　AMCはまず、初のスピンオフとして2015年に誕生した「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」がシーズン8で完結することを発表。ファイナル・シーズンは全12話の2パート編成となり、5月14日から前半6話、今年後半に後半6話が全米放送される。

　マギー（ローレン・コーハン）とニーガン（ジェフリー・ディーン・モーガン）が登場するスピンオフ「ザ・ウォーキング・デッド：デッド・シティ（原題） / The Walking Dead: Dead City」は、今年6月にスタート。本シリーズから数年後を舞台に、再会したマギーとニーガンが廃墟と化したマンハッタンへと向かう。

　今年後半には、ダリル（ノーマン・リーダス）が主人公となる「ザ・ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン（原題） / The Walking Dead: Daryl Dixon」の放送も決定。シリーズ最終話で新たな旅へと繰り出したダリルが、フランスで未知なる脅威と対峙する。

　さらに、完結話にサプライズ登場したリックとミショーンのスピンオフは今年撮影が始まり、2024年に放送。ダナイは先日、自身のInstagramで「プリプロダクション（撮影前の準備作業）は順調」と明かし、アンドリューとの2ショットを投稿していた。

　AMCスタジオ代表取締役のダン・マクダーモットは、「『ウォーキング・デッド』の次なるフェーズでは、視聴者を惹きつけ、熱狂させることを約束します。新旧ファンは、ブルックリン橋、エッフェル塔の下、ルーブル美術館の中など、世界のエキゾチックで象徴的な場所を徘徊するゾンビを目撃することになります」と声明で予告している。（編集部・倉本拓弥）