「大奥」若紫の“名演”に涙と絶賛の声あふれる
よしながふみ原作のNHKドラマ「大奥」(毎週火曜よる10時~10時45分)の第2回から登場し、その愛くるしさで人気を博している若紫役のタレント猫・キララ。その“名演”が注目を浴びている(※一部ネタバレあり)。
3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみの漫画を実写化した本作。若紫は、17日放送の第2回「三代将軍家光・万里小路有功編」から登場。春日局(斉藤由貴)から無理やり還俗させられ大奥入りした万里小路有功(福士蒼汰)と、女性ながら男性として生きることを強いられる将軍・家光(堀田真由)を描く本エピソードで、若紫は有功と家光をつなぐ癒やしの存在だ。
~以下より一部ネタバレあり~
しかし、24日放送の第3回では若紫を巡る悲劇が勃発し、SNS上では「若紫~」「やだ~~~」「ショックすぎる」など哀しみと戦慄の声であふれた。家光が迷子にならぬようにと首輪につけた鈴をチリンチリンと響かせ、有功と家光にとって「希望」として描かれていただけに、原作を読んであらかじめストーリーを知っていてもつらいという声も多くみられた。その一方で、「凄い名演技」「名女優」「うますぎる」「いい仕事してる」「若紫が可愛すぎて話が全く入ってこない」など、絶賛の声が相次いだ。
演じるスコティッシュフォールドのキララは、湘南動物プロダクションに所属するタレント猫。劇中では悲劇的な運命をたどっているが、同プロダクションのInstagramでは福士、堀田のほか岡山天音(村瀬正資役)、奥智哉(玉栄役)に囲まれた和やかなショットが公開。撮影中にかなり成長したようで、「1ヶ月くらいしか経ってないですが、映像、写真を見ると小さかったなぁとしみじみ。笑」とつづられている。
若紫といえば、春日局が用意した7種のエサも注目を浴びていた。春日局は、家光の偏食対策として「七色飯」を考案したと言われている。(編集部・石井百合子)