永野芽郁、山田洋次監督『こんにちは、母さん』で吉永小百合&大泉洋と初共演
山田洋次監督の新作映画『こんにちは、母さん』(9月1日公開)に、永野芽郁が出演することが発表された。
原作は、2001年と2004年に新国立劇場で上演され、2007年にはNHKの土曜ドラマでも映像化された永井愛の同名戯曲。人の温かさを描いた家族の愛を描くことで定評のある山田監督が、現代の下町を舞台に、変わりゆく令和の時代に変わらない母の愛を描く親子の感動の物語となる。東京の下町で艶やかなファッションに身を包み、イキイキと生活している母・福江役を吉永小百合。大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘との関係に頭を悩ませる神崎昭夫を大泉洋が演じる。
永野が演じるのは、下町で生きる多感な学生・神崎舞。福江(吉永)や昭夫(大泉)の生き様を間近に感じ、寄り添い、ぶつかりながら、自らの将来を思案するという役どころだ。
山田組への参加は前作『キネマの神様』(2021)に続き2度目となる永野。吉永、大泉とは初共演となる本作について「山田組に再び参加できること、吉永小百合さん、大泉洋さんと家族になれること、とても光栄に思います」とコメント。また「キャストの皆さんそろっての顔合わせの日は緊張しすぎて震えが止まりませんでした(笑)」と緊張感あふれる撮影現場での様子を明かす。
NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインに抜てきされ注目を集めた永野。映画『そして、バトンは渡された』(2021)で、第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞し、昨年の主演映画『マイ・ブロークン・マリコ』でも体当たりの熱演を見せた永野が 、山田監督の演出のもと、吉永、大泉とともに、家族の物語を紡ぐ。(編集部・近藤孝一)
映画『こんにちは、母さん』は9月1日より全国公開