『プライベート・ライアン』『ヒート』トム・サイズモア、脳動脈瘤で重体
映画『プライベート・ライアン』『ヒート』などに出演した俳優のトム・サイズモアが、脳動脈瘤のため入院し、重体に陥っていると USA TODAY ほか各メディアが報じた。
マネージャーが同サイトに明かしたところでは、サイズモアは現地時間18日にロサンゼルスの自宅で倒れているところを発見され、地元の病院に運ばれた。脳動脈瘤と診断され集中治療室に入院しており、予断を許さない状況だという。
現在61歳のサイズモアは、トム・クルーズ主演の『7月4日に生まれて』(1989)で映画デビュー。スティーヴン・スピルバーグ監督作『プライベート・ライアン』ではマイケル・ホーヴァス軍曹役で出演し、リドリー・スコット監督の『ブラックホーク・ダウン』でも軍人を演じた。数多くの映画に出演し、観客に強烈な印象を残す脇役を務めるバイプレーヤーとして活躍する一方、薬物所持による逮捕や恋人へのDV問題など、私生活でのトラブルも度々報じられている。(西村重人)