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井浦新、12年ぶり大河出演にネット歓喜!「最愛」コンビにも期待

井浦新
井浦新 - (C)NHK

 井浦新吉高由里子主演の2024年大河ドラマ「光る君へ」に出演することが21日に発表され、SNS上ではドラマ「最愛」で共演した井浦と吉高の顔ぶれに歓喜の声が寄せられている。

【画像】崇徳天皇役で話題を呼んだ「平清盛」

 大石静が脚本を手掛ける本作は、平安時代を舞台に、世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を生みだした紫式部を主人公にした物語。武家台頭の時代を目前に、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した式部の一生を描く。井浦が演じるのは、藤原道長(柄本佑)の兄で長男の藤原道隆(ふじわらのみちたか)。藤原兼家(ふじらわのかねいえ/段田安則)の嫡男。才色ともに優れており、上品さ、明るさをも兼ね備えた、申し分のない跡継ぎ。権力を弟たちではなく、息子に継がせようと試みるという設定。

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 井浦にとって大河ドラマの出演は崇徳天皇役で反響を呼んだ「平清盛」(2012)以来、12年ぶり。主演の吉高とは映画『蛇にピアス』(2008)やドラマ「最愛」(2021)などで度々共演。「最愛」では吉高演じる殺人事件の重要参考人となった実業家・真田梨央をあらゆる手段で梨央を守ろうとする弁護士・加瀬賢一郎を好演。献身的なナイトぶりが好評を博していた。

 SNS上では「最愛コンビだぁぁぁ!!!」「加瀬さん!!!」「梨央と加瀬さん再会」「歓喜!」「吉高さんとの並びが平安時代でも見られるなんて」「井浦さんと吉高さんまた共演嬉しすぎる」など、期待の声が寄せられている。

 井浦のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

井浦新(藤原道隆)

演じる人物の印象と意気込み

 藤原道隆は、関白そして内大臣まで務め、娘の定子を一条天皇に入内させて権力の絶頂を極めると同時に、文化芸術を好み、天性の酒豪で、最後は飲み過ぎがたたり急逝したと云われています。冗談ばかり言って気さくな三枚目的な側面と、道長も敵わない威厳や威光を放つカリスマ性だったと「枕草子」に書かれています。型にはまらず豪快に繊細に意気揚々と、個性的な道隆を演じてみたいと思います。

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大河ドラマ出演歴・思い出など

 「平清盛」で崇徳天皇を演じました。日本三大怨霊のひとりとして演じることが決まるずっと前から魅力を感じ、お墓や史跡に参っていた人物でした。なので、ただ演じるのではなく、自分の身体を使い崇徳院の御霊を癒し寄り添い神事だと思いながら演っていました。撮影はもちろん、崇徳院の跡を巡る番組なども作っていただき、記憶に残るかけがえのない経験をさせていただきました。

およそ 1,000 年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ

 前回も今回も平安時代に呼ばれました。前回身につけた所作は、日常でも活かされる場面があります。今回もしっかり身につけて突き詰めたいです。そして平安世界のセットが素晴らしかったので、また今回もセットの凄まじさを堪能したいと思います。

古都京都の印象や思い出

 京都では下鴨神社で写真展を開催させていただいたり、祇園祭や鞍馬の火祭り、寺社仏閣や手仕事など興味のある世界をオフィシャルで撮影させていただいたことがあります。京都国立博物館の文化大使を務めていた時期もありました。京都の歴史と文化芸術は大好きです。

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