紀里谷和明監督『世界の終わりから』10名のキャラビジュアル公開
紀里谷和明監督の新作『世界の終わりから』(4月7日公開)から、主演の伊東蒼をはじめ毎熊克哉、朝比奈彩、増田光桜、冨永愛ら10名のキャラクタービジュアルが公開された。ビジュアルには「運命って信じる?」など各キャラクターのセリフが記されている。
本作は、『CASSHERN』『GOEMON』やハリウッド映画『ラスト・ナイツ』などを手掛けてきた紀里谷監督が原作・脚本も手掛け、世界を救うため奔走する一人の女子高生を主人公にした物語。主人公のハナを、朝ドラ「おかえりモネ」や映画『空白』『さがす』などに出演し、第14回TAMA映画賞最優秀新進女優賞、第77回毎日映画コンクール女優助演賞など賞レースを席巻した伊東蒼が演じる。
公開されたキャラクタービジュアルは、志門ハナ(伊東蒼)、江崎省吾(毎熊克哉)、佐伯玲子(朝比奈彩)、ユキ(増田光桜)、ソラ(冨永愛)、是枝智史(高橋克典)、無限(北村一輝) 、老婆(夏木マリ)、シロ(阿見201)、ラギ(柴崎楓雅)。
主人公のハナは、事故で親を亡くし、学校でも居場所を見つけられず、生きる希望を見出せずにいた。そんなハナをサポートするのが、政府の特別機関に所属する江崎。ハナは彼に夢を教えてほしいと頼まれ、ハナが見た夢をきっかけに世界の終わりを止めることとなっていく。そのほか、江崎の同僚である政府特別機関の佐伯や物語の鍵を握る少女ユキ、ハナが見る夢に登場する謎の女性ソラ、メディアと対峙し政府を支える官房長官の是枝、異なる時代背景で武者たちを率いて執拗にユキらを追う男無限、ハナが選ばれた理由を問う老婆ら。
そして新たに、2名のビジュアルが初公開。住んでいた村を追われ、ユキと旅を共にする巨漢の男シロを演じるのは、映画『キングダム』や『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』などのお笑い芸人、俳優の阿見201。ユキたちが旅の途中に出会う少年の僧侶ラギ役に、ドラマ「岸辺露伴は動かない」や「テセウスの船」、映画『明日の食卓』などの柴崎楓雅。シロは布で顔を覆われており、ラギは長髪。いずれもモノクロで、シロは「うおおおお!」、ラギは「あなたはここで何をしようとしているのですか。」というセリフ。ハナとどのような関係にあるのかは明らかになっていない。(編集部・石井百合子)