井ノ原快彦主演「特捜9」シーズン6放送決定　4月5日スタート

　井ノ原快彦主演の人気刑事ドラマシリーズ最新作「特捜9 season6」（毎週水曜よる9:00～）が、4月5日よりテレビ朝日系でスタートすることが発表された。

【画像】「特捜9」向井康二、井ノ原快彦、中村梅雀のスーツ姿！

　個性的な特捜班メンバーが、衝突しながらも事件解決に向かって全力で捜査にあたる姿を、それぞれの人生模様を交えて描いてきた「特捜9」シリーズ。「警視庁捜査一課9係」（2006年～）時代から17年を共に過ごしてきた、小宮山志保（羽田美智子）、青柳靖（吹越満）、矢沢英明（田口浩正）ら個性派刑事をまとめる主任として、そして昨シーズンから加わった若手警察官・三ツ矢翔平（向井康二）、高尾由真（深川麻衣）の先輩として、井ノ原演じる浅輪直樹が、引き続き捜査にまい進する。

　井ノ原は、新シーズンに向けて「もう『season6』になるんだなと思うと…感慨深いです」としみじみ。「キャラクターそれぞれが成長しているぶん、前シーズンより、さらに進化したドラマになっていくんじゃないかなと楽しみにしています」と意気込みを明かす。

　前シーズンから参加した向井康二（Snow Man）と深川麻衣については「オンエアされていなかった時間もキャラクターたちが頑張って生きているとするならば、向井演じる三ツ矢も深川さん演じる由真も1年経って慣れてきて、成長もしているはず。昨年は気を使って言えなかったことも2年目に入ったら堂々と言えるようになったりするんじゃないかな」と活躍に期待。

　シーズン6では、直樹と倫子（中越典子）の浅輪夫妻や、村瀬健吾（津田寛治）と志保夫婦の現在、さらには青柳と矢沢のコンビや、班長・国木田誠二（中村梅雀）の思いなど、メンバーの抱える事情や関係性が毎回の捜査に複雑に影響していくといい、井ノ原は「今年は人間ドラマにもう一度立ち返って、それぞれのプライベートも描き、事件解決だけじゃなく、ひとりずつが抱えるドラマを大事にしていくのがみどころ。それこそが、17年を経た今の僕らだからできることなんじゃないかな」とさらなる高みを目指す。

　そんな井ノ原について、羽田は「イノッチ（＝井ノ原）は9係時代からいちばん若いのに現場を仕切ってくれて、リーダーシップはピカイチ。“頼りになる年下の兄貴”という感じでした。常にニュートラルな状態でいてくれる方なので、リーダーとして絶大な信頼を寄せています」と絶賛。昨年、井ノ原が「僕らには家族のような強い絆がある」「『特捜9』は、みんなの実家のような現場でありたい」と話していたことを明かしながら、「17年間続いてきた『特捜9』はドラマの“老舗”といえるかもしれませんが、老舗って必ず“革新”があるから継続しているもの。大好きなメンバーとさらにいいチームワークで、老舗の味を残しつつフレッシュな空気も加えて、私たちにしかできない作品づくりを今年も目指していきたいと思います！」と語る。

　羽田とのバディとして期待される深川も、井ノ原に全幅の信頼を寄せている様子。「学生時代、テレビで拝見していたときから、井ノ原さんには笑顔のイメージがありました。そのイメージは、お仕事をご一緒するようになってもまったく変わりません」と語ると、2年目に向けて「ちょっと遊び心を持ちながら楽しんで演じていきたいですね。由真が誰とバディを組んでいくかも楽しみ。物おじしない由真だからこそ、先輩たちに言えることも出てくると思うので、作品の新たな空気のひとつになりたいとも思っています」と意気込みを明かし「第1話の脚本を読んだところ、“これはどうなっていくんだろうな”“視聴者のみなさんもビックリするんじゃないかな”という展開があるので、ぜひ楽しみにしていただければと思います！」とファンに呼びかけている。（編集部・入倉功一）