北村匠海『東京リベンジャーズ2』撮影で見せた座長ぶり!盟友プロデューサーにかけた言葉とは?
実写映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』の撮影が昨年10月中旬、東京・八王子で行われ、主演・北村匠海の姿があった。
原作は、累計発行部数7,000万部を超える和久井健の大ヒットコミック。2021年に公開された前作は、興行収入45億円を記録し、同年の実写映画ナンバーワンヒットとなった。この日は、凶悪化した“東京卍會”によって、再びかつての恋人・ヒナタ(今田美桜)を殺された主人公・タケミチ(北村)が高校時代にタイムリープし、過去のヒナタと学校の屋上で会うシーンが撮影されていた。
映画には北村をはじめ、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、吉沢亮ら今をときめく人気俳優たちが勢ぞろいする。「新しい世代の代表作を作りたい」という熱い思いで本作を企画した岡田翔太プロデューサーだが、ここに至るまでには数々の困難があったという。そんなとき、常に彼を支えたのが主演の北村だった。
前作の撮影は新型コロナウイルスの感染拡大が始まった矢先の2020年にスタートし、2度の中断を余儀なくされた。「1のときにコロナで(撮影が)止まっちゃったとき、匠海くんの前で泣いちゃったんですよ、悔しくて。そのとき匠海くんが『いや、僕らがいるからなんとかなりますよ』と言ってくれて、それで最後までやれたところがありました」と岡田プロデューサーは当時をそう振り返る。
さらに、今回の撮影では実は前作以上の苦労があったというが、そんなとき北村から「久しぶりに岡田プロデューサーのその顔見ました」と笑って言われたそうで、「すごく余裕があるというか、年齢的にはうちの俳優陣の中でも真ん中ぐらいだけど、座長として一番のまとめ役というか。精神的な支柱ですね。彼がいるからこのチームはまとまっている。わたしもいつも彼に助けられていますね。間違いなく匠海くんはわたしたちのリーダーです」と頭が上がらなかった。
続編は『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』(4月21日公開)、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(6月30日公開)の2部作となる。
3か月に及ぶ撮影も残りわずかとなり、岡田プロデューサーは「日々を振り返りながら、撮影を1日終えるたびに1を超える傑作になる予感がしているので、僕自身、公開が楽しみ。ようやくゴールが見えたので、とにかく早く観てほしいというのが今の気持ちです」と自信をのぞかせていた。(編集部・中山雄一朗)