菊池風磨主演「大病院占拠」前日譚ドラマ配信決定 “青鬼”の過去が明らかに
櫻井翔主演の日本テレビ系・土曜ドラマ「大病院占拠」で、Sexy Zone の菊池風磨が演じる、青鬼こと耕一を主人公にしたオリジナルドラマ「大病院占拠前 the night before」が、3月11日からHuluで配信されることが明らかになった。
「大病院占拠」は、鬼の面を被った謎の武装集団に占拠された大病院・界星堂病院を舞台に、病院に居合わせた休職中の捜査官・武蔵三郎(櫻井)が、人質を救うため鬼たちに立ち向かうタイムリミット・バトル・サスペンス。
菊池が演じる耕一は、武装集団のリーダー・青鬼として登場し、異形の面で覆われた正体をめぐって、視聴者の間で“考察合戦”が巻き起こった。2月11日に放送された第5話で正体が判明した後も捜査を撹乱し続け、やがて、耕一が事件を起こした原因が界星堂病院にあることが判明。ドラマ「大病院占拠前 the night before」では、ある出来事をきっかけに、耕一が「大病院占拠」の計画を思いつくまでの前日譚(たん)を前後編で描く。
物語の舞台は、占拠事件の半年前。界星堂病院の設計図データを盗むため、刑事の相模俊介(白洲迅)と共に設計事務所に潜入した耕一(菊池風磨)が、青鬼になるトリガーとなった、緊迫の頭脳戦に巻き込まれる。
設計図データを盗もうとする耕一と相模の前に現れた、職員を名乗る3人と警備員。彼らは、警察から盗難事件があって話を聞きたいから来るように連絡を受けたといい、耕一と相模は、自分たちがその警察だとウソをついて難を逃れることに。しかし、全員で乗ったエレベーターが突然停止し、謎の気体によって意識が途絶えてしまう。やがて目を覚ますと、職員たちの首には黒い物体が巻き付けられ、その首輪に毒入り注射を仕掛けたと語る謎の声が響き渡る。そして声の主は「生きてエレベーターを出たければ、この中にいる殺人犯を見つけ出してください」と彼らに語りかける。
プロデューサーの尾上貴洋は、本作について「名探偵『青鬼』誕生ーー。このドラマを一言で表すならこうなります」と説明。「『犯人は誰か? 動機は何か? トリックは何か?』ほぼ『エレベーターの中』だけという限られた空間、情報しかない中で、どのように事件を解決するのか……。耕一と刑事・相模のコンビが、類まれな頭脳と行動力を持っていることがよくわかるエピソードになっています」とコメントしている。
ドラマ前編は3月11日の「大病院占拠」第9話地上波放送終了後に配信開始。後編は3月18日の第10話(最終話)放送終了後に配信される。(編集部・入倉功一)