アカデミー賞、作品賞予想の結果発表!1位は『トップガン マーヴェリック』
第95回アカデミー賞
第95回アカデミー賞の発表が明日に迫った。シネマトゥデイではそれに先駆けて作品賞予想投票を実施。総投票数692票のうち271票を獲得して栄えある1位に輝いたのは、トム・クルーズ主演映画『トップガン マーヴェリック』だった。(投票期間:2023年2月10日~3月5日)
今年の作品賞ノミネート作では、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に次ぐ世界的ヒットとなった同作。アカデミー賞の候補者たちが集う昼食会でも主役はやはりトム・クルーズで、コロナ禍で度重なる公開延期の憂き目に遭いながらも、プロデューサーとして『トップガン マーヴェリック』の劇場公開にこだわったトムのもとには数々の映画人が詰めかけた。巨匠スティーヴン・スピルバーグ監督が「君がハリウッドを救ったんだ!」と熱烈にたたえ、恐縮しきりなトムの姿も大きな話題になった。
アカデミー賞では作品賞に加え、脚色賞、編集賞、歌曲賞、音響賞、視覚効果賞と合計6部門にノミネート。これを記念して日本では3月から上映館を拡大しての劇場公開が続くなど、根強い人気を見せている。
2位は、147票を獲得した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』だった。同作はアカデミー賞の前哨戦である全米映画俳優組合賞(SAG)、全米製作者組合賞(PGA)、全米監督組合賞(DGA)の全てを制し、アメリカでは作品賞大本命とみられている。今年のアカデミー賞で最多となる11ノミネートを記録したのも同作だ。
3位はマーティン・マクドナー監督の『イニシェリン島の精霊』(85票)、4位はスピルバーグ監督の『フェイブルマンズ』(76票)だった。果たして栄冠の行方は?(編集部・市川遥)
第95回アカデミー賞授賞式は、3月13日(月)午前7時30分よりWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドにて生中継