今夜「大奥」最終回!吉宗の最期の願いが明かされる
よしながふみの同名人気コミックをドラマ化したNHKドラマ「大奥」の最終回(第10回)が、14日よる10時より放送される。
“男女逆転”大奥を描いた本作では、堀田真由と福士蒼汰が「3代・徳川家光×万里小路有功編」、仲里依紗と山本耕史が「5代・徳川綱吉×右衛門佐編」、冨永愛と中島裕翔が「8代・徳川吉宗×水野祐之進編」を担った。
森下佳子による、原作に忠実ながらオリジナルの展開を盛り込んだ脚本が共感を呼び、多くの反響を呼んだ。インティマシー(親密な)シーンにおける、俳優の身体的・精神的サポートをするため、NHKで初めてインティマシー・コーディネーターを導入したことも話題となった。
最終回では、男子のみがかかる奇病“赤面疱瘡(あかづらほうそう)”撲滅のために尽力する吉宗(冨永)が、御右筆を務める村瀬(石橋蓮司)の死とともに紛失していた“没日録”の続きを見つけ、隠された事実を知る。そして、将軍の座を家重(三浦透子)へと引き継ぐこととなり、シーズン1が終了する。予告動画では、吉宗が「今生最期の願いである」と力強く語る姿が収められている。
今秋放送開始予定のシーズン2では、吉宗の志を継いだ若き蘭方医たちが“赤面疱瘡”撲滅に向けて立ち上がる「医療編」、女将軍をはじめとした幕府の人々が“江戸城無血開城”のために奔走する「幕末編」という、大政奉還までが描かれる。詳しい登場人物などは未発表ながら、原作の主要人物である平賀源内や青沼は誰が演じることになるのか、新キャストの発表に期待が高まっている。(今井優)