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アカデミー賞司会者に批判の声…トリウッド映画『RRR』を“ボリウッド映画”と紹介

第95回アカデミー賞

ナートゥダンサーに強制連行されるジミー・キンメル
ナートゥダンサーに強制連行されるジミー・キンメル - Myung J. Chun / Los Angeles Times via Getty Images

 13日(現地時間12日)に行われた第95回アカデミー賞授賞式(米・ロサンゼルス)で司会を務めたジミー・キンメルに、批判の声が殺到している。テルグ語(トリウッド)映画『RRR』を、“ボリウッド映画”と紹介したことが理由だ。

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 キンメルはこの日、オープニングモノローグで『RRR』に絡めたジョークを披露。授賞式で長くなりがちなスピーチの持ち時間を厳守させるため、終了を促す音楽と共に、『RRR』の劇中歌「Naatu Naatu」(ナートゥ・ナートゥ)のダンサーたちが受賞者を取り囲み、強制退場させるというもの。ダンサーと共にステージ横へとはけていくキンメルは、同作を“ボリウッド映画”と紹介していた。

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 ボリウッドはムンバイを中心に製作されたヒンディー語映画の総称で、テルグ語(トリウッド)映画の『RRR』はボリウッド映画ではない。キンメルの間違った紹介に対して、Twitterでは「『RRR』はボリウッド映画じゃない。訂正してほしい」「アカデミーは 論争や衝突が大好きみたいだ」「トリウッドを知らないのか?」と批判や指摘の声が上がっている。

 授賞式では「Naatu Naatu」の生パフォーマンスも行われ、プレゼンターを務めたインド人女優ディーピカー・パードゥコーンは、作品を「テルグ語映画」と紹介している。「Naatu Naatu」は、インド映画で初めてアカデミー賞歌曲賞を受賞した。(編集部・倉本拓弥)

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