池松壮亮『シン・仮面ライダー』最速公開に感慨「誰もがアクセスできる作品」
俳優の池松壮亮が17日、新宿バルト9で行われた映画『シン・仮面ライダー』の全国最速公開記念舞台あいさつに出席し、会場のファンに向けて「最初の目撃者になっていただけること、感謝しています」と呼びかけた。この日は、共演者の浜辺美波、柄本佑、西野七瀬、塚本晋也、手塚とおるも登壇した。
【画像】『シン・仮面ライダー』最速公開!舞台あいさつにキャスト集結
『シン・仮面ライダー』は、東映の人気特撮「仮面ライダー」(原作:石ノ森章太郎)をベースに、庵野秀明が脚本&監督を務めて製作した完全オリジナル作品。仮面ライダーに変身する主人公・本郷猛を演じた池松は、「本当に出来立てホヤホヤです」と最速公開に足を運んだ観客が「最初の目撃者」であることを強調すると、「一筋縄ではいかない展開が待っています。2時間ちょっとぜひ楽しんでください」とあいさつする。
緑川ルリ子役の浜辺は、「最速公開の舞台あいさつという、今まで経験したことのない公開の仕方で、このような場に立ち会うことができたことをすごく嬉しく思っております」と興奮気味に語ると、一文字隼人/仮面ライダー第2号を演じた柄本は「僕は2回ほど観させていただいたのですが、これから観る方が第1回目のインパクトを味わえると思うと、ちょっと羨ましいです」と衝撃の大きさへの期待をあおる。
出来上がったばかりで、まだ作品全体を咀嚼できていないという池松。それだけ奥行きがある作品であると語ると、「あまり言えませんが、1回では済まないかもしれないですし、とにかく堪能してほしいです」と何度も観返したくなる映画であると証言する。
舞台あいさつでは、入場者特典として全国100万パック限定で配布される「シン・仮面ライダーカード 劇場版」が登壇者に配られる一幕も。数量限定でキャスト自筆による役名入りレアカードが含まれていることが発表されると、キャストたちの目が輝く。柄本が見事レアカードを引き当てると、浜辺らは「わー! いいな!」と大興奮の様子だった。
最速公開の時間が近づくと、池松は「誰もがアクセスできるような作品に仕上がっていると思うので、願わくば多くの人に観ていただきたい」と力を込める。「大きなプロジェクトで、キャスト&スタッフで長い時間かけて作ってきた作品。とても長い旅だったと思います。ようやく今日という日を迎えられて、本当に嬉しく思っています」と笑顔で締めくくった。(磯部正和)
映画『シン・仮面ライダー』は3月17日(金)18時より全国最速公開(一部劇場を除く)、3月18日(土)全国公開