ドラマ版「ウィロー」第1シーズンでキャンセル
ジョージ・ルーカス原作、ロン・ハワード監督による、1988年公開の大ヒットファンタジーのその後を描いた、Disney+(ディズニープラス)のドラマシリーズ「ウィロー」が、1シーズンをもってキャンセルされたとDeadlineが報じた。
『ウィロー』(1988)は、世界を救う運命にある人間の子供を拾った主人公ウィローが、悪の女王を倒すため冒険を繰り広げるファンタジーアドベンチャー。ドラマ版はその数十年後を舞台に、闇の勢力が再び力を増すなか、新たな旅に出るウィローと若き冒険者たちの姿が描かれた。
制作にあたって、ワーウィック・デイヴィスがウィロー役に復帰。米の大手映画批評サイト Rotten Tomatoes では、レビュアーから現時点で83%の支持を獲得している。
米ディズニーは、約1か月前の第1・四半期(10-12月)決算の説明会において、四半期ベースでディズニープラスの会員数が初めて減少したことを発表し、ボブ・アイガーCEOが、ストリーミングサービスの会員獲得に過度に力を入れてきたことを認めたと報じられていた。
「ウィロー」は打ち切りとなったが、ルーカスフィルムでは複数の『スター・ウォーズ』のドラマシリーズに取り組んでおり、現在配信中の「マンダロリアン」シーズン3をはじめ、「アソーカ」「ザ・アコライト(原題) / The Acolyte」「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー(原題) / Star Wars: Skeleton Crew」などの配信が予定されている。(編集部・入倉功一)