「どうする家康」山田孝之の服部半蔵が癒やしでしかない
松本潤が主演を務める大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜、総合・午後8時~ほか)の第12回(3/26放送)で、山田孝之ふんする服部半蔵の存在に癒やされたという声が相次いだ(※一部ネタバレを含みます)。
第12回「氏真」では、武田信玄(阿部寛)に攻め込まれ掛川城に落ち延びた今川氏真(溝端淳平)が、家康と直接対決する。兄と慕った氏真を討つしかない家康と、家康に対して強い劣等感を持つ氏真。そんな2人が葛藤の末にぶつかり合うという、シリアスな回が描かれた。
逃亡中の氏真の行方を探るよう任されたのが、忍びではないと主張する忍びの半蔵。半蔵が「服部半蔵、参上」と登場すると、家康と家臣らは氏真を見つけたと思い「お、仕事が早いな」と迎え入れる。報告の前に、空腹でお腹を鳴らしてしまう半蔵。にぎり飯を勧められ、おいしそうにほお張る半蔵の後ろには、報告を待つあきれ顔の家康たちの姿が。家康が「で、氏真は」と問うと、「……うまい……」とにぎり飯に夢中の半蔵。しかも「これから探りまする。腹ごしらえをしてから」という始末。家康ら一同は、半蔵の仕事の遅さに言葉を失ってしまう。
そんな一連のやり取りに対し、SNS上では「絶妙にポンコツな感じで面白い」「腹減り半蔵w」「忍者ハットリくん的な勇者ヨシヒコ」「回を経るごとに山田孝之になってるじゃん!」と声が集まった。そのほか、「癒やしキャラになるなんて誰が想像した??」など、追いつめられた氏真のシリアスなシーンが多い中、半蔵の存在が一服の清涼剤になっているという声も。半蔵は2回登場するが、2回目はにぎり飯をもらえず、残念そうな表情を見せた。(今井優)