「どうする家康」氏真役・溝端淳平が静岡まつりに登場「氏真さま!」声援に感謝
松本潤主演の大河ドラマ「どうする家康」(毎週日曜、NHK総合夜8時~ほか)で今川氏真を演じる溝端淳平が、1日に静岡市で開催された「静岡まつり」(3月31日~4月2日開催)の大御所花見行列に参加。およそ40分にわたって静岡の街をめぐり、沿道に集まった観客を楽しませた。
桜満開のなか、駿府城公園の東御門から静岡浅間神社までを、およそ40分かけてめぐった溝端。花車から沿道の人々に手を振り、時には立ち上がって後方の観客にも配慮するなど、終始笑顔での行列となった。
行列を終えた溝端は、静岡の人々の温かい歓迎に「皆さんの優しさに包まれながらの行列は楽しかったです。とてもいい時間でした」と感謝すると、初の大河ドラマに挑んだ氏真への声援に「これだけ静岡の方は温かく見守ってくださっていたんだなと改めて感じ、その“恩返し”の気持ちが大きいですね」と笑顔。
「70~80代くらいの方が、『大河良かったよ、さっきも再放送見たよ』と言ってくれたり、5、6歳の子が『氏真さま!』ってワーッと手を振ってくれたり。老若男女問わず、本当に幅広い人たちに今川家は愛されているし、特に今回『どうする家康』を幅広い層が見てくれていて、静岡に縁のある方々が主軸になる大河ドラマを愛してくださっているんだなと感じました。世代を超えた静岡県民の大河ドラマへの愛が印象に残っています」
溝端演じる氏真は、駿河の戦国大名・今川義元の息子。家督を継いでから、今川滅亡までの9年について問われた溝端は「氏真にとってはとても長かったと思います。普通の9年ではないので。壮絶なことが起きて、信長だったり武田信玄だったり、豪傑たちに囲まれて、まだまだ若い氏真が家臣にも恵まれず、どんどん闇の中に落ちていく。その苦しみから考えると、とてもとても長かっただろうなと」としみじみ。
また、「ちょうど僕がメインで描かれる『氏真』というタイトルの回の放送が先週で、その6日後の4月1日に『静岡まつり』があるというのは、深いご縁ですよね」と語った溝端は、これからの氏真について「ドラマの中で、戦国武将としての今川家は終わりましたが、今後どんな氏真になって再登場するのか、僕自身も楽しみにしています」と語った。(編集部・入倉功一)